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iPad mini2はタブレットの低価格化を更に加速させる:アナリストレポート

iPad mini、特にiPad mini第2世代のリリース後、タブレットメーカーは自社製品の価格を下げることを強制されるというアナリストのレポートをCNET Newsが伝えています。つまり、Apple以外の多くのメーカーは否応なく価格競争に巻き込まれると予想されています。
iPad miniとNexus7
iPad miniとNexus7
J.P. Morganのアナリスト Mark Moskowitz氏は、タブレット全体の今年の販売台数を53.5%という以前の予測から65%に増大させています。すべてのタブレットの収益は以前の予測である32.5%から33.2%にアップすると考えています。Appleはそうした高いタブレットセールスの恩恵を受ける主要なメーカーです。Moskowitz氏によれば、他のメーカーはiPadに匹敵するような製品を作り上げていません。その結果、他のメーカーは価格競争を強いられます。
Moskowitz氏は、とりわけiPad mini2のローンチ後、他のメーカーによって199ドル以下がタブレット製品のプライスポイント(中心価格帯)になると予想しています。しかし、この状態が継続可能なセールスパイプラインにはなることには懐疑的だとしています。より多くのメーカーがタブレット市場に参入することで価格も下落します。2014年の販売台数は前年比で31.7%増加するが収益の伸びは14.5%にしかならないと予想されています。
Appleのライバルメーカーをみると、Moskowitz氏によれば、Samsungはラインナップを拡大することでより多くを得るだろうが、それでもAppleはタブレット市場をリードするとしています。GoogleはNexus7のその手頃な価格で優位であるとしています。Windowsタブレットについては、Microsoft Surfaceはまだ十分消費者を引き付けることに成功していないとMoskowitz氏は考えています。Surfaceは2012年第4四半期におよそ60万台しか販売できなかったと予想されています。
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