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Apple Phil Schiller SVP、Androidの深刻なセキュリティ問題を示す研究報告をツイート

AppleのSVP Phil Schiller氏がモバイルデバイスのセキュリティに関する調査レポートをツイート(via AppleInsiderMac Rumors)しています。
Philip Schiller Tweet Be safe out there
Philip Schiller Tweet Be safe out there
Schiller氏がツイートしているリンクはF-Secureの「Mobile Threat Report Q4 2012(PDF)」というモバイルプラットフォームにおけるマルウェアなどの脅威(Threats)のリサーチレポートです(1つ前のレポートのニュースリリースは日本語でも読めます。ここではほぼThreats=マルウェアとしているようです)。
F-Secure Mobile Threat Report Q4 2012
F-Secure Mobile Threat Report Q4 2012
上のグラフでは2012年におけるマルウェアファミリーとその亜種について、各モバイルプラットフォーム(Android/Blackberry/iOS/J2ME/Windows Mobile/Symbian)を比較できます。直近の第4四半期だけでAndroidは96種類の脅威が発見されました。次点はSymbianでわずか4種類、iOSを含むその他はいずれも0です。
F-Secure Mobile Threat Report Q4 2012
F-Secure Mobile Threat Report Q4 2012
続いて、2010年から2012年までの3年間における各モバイルプラットフォームの脅威の割合をグラフで示しています。2010年には合計80の脅威が発見されました。その中で6割強がSymbianであり、Androidはおよそ1割強を占めていました。2011年にはトータル195の脅威が発見され、Androidはその66.7%を占め2位のSymbianの2倍以上になりました。そして、2012年にはトータル301の脅威のうちAndroidは79%を占めます。iOSはわずか0.7%です。
追記:F-Secureの本レポートをITmediaも紹介しています。ここではThreats=マルウェアとしています。日本語ではマルウェアの方がイメージしやすいのもかもしれません。一方、トレンドマイクロはインターネット脅威レポートというように脅威という訳語を当てています。
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