iPad miniはAppleの予想よりも大きなヒットとなっているようです。
iPad miniの予想以上の出荷と9.7インチのiPadの減少はサプライチェーンに影響を及ぼすとDigiTimesが伝えています。
iPad miniとiPad 9.7インチ
業界筋によれば、Appleは2013年のiPad miniとiPadの出荷について、それぞれ5500万台、3300万台と現在見積もっています。当初、AppleはiPad miniを4000万台、iPadを6000万台と予測していました。iPad miniの出荷数が予想以上ではありますが、iPadシリーズ全体をみると1億台から8800万台へと下がっています。このAppleの出荷数調整はサプライチェーンに影響を及ぼすと予想されています。
iPadのディスプレイを製造するLG Displayやバックライトユニットを製造するRadiant Opto-Electronicsなどは出荷数と収益で打撃を受けることになります。一方、iPad miniのディスプレイを供給しているAU Optronics（AUO）やバックライトのCoretronicは反対に利益を得ることになります。
AUOはiPad mini向けパネルをすでに月産100万枚から170万枚に増加をみています。一方、LG Displayは2013年1月に500万台に落ちた後すぐに600万台へアップさせると予想されています。
iPad mini
iPad 第4世代
iPad mini、予想以上の売れ行き、iPadを大幅に追い抜くことに
