iOS11のパブリックベータが公開されたので、さっそく10.5インチiPad Proにインストールしてみました。
以下、私が試したインストール方法を書きたいと思います。
流れとしては次のようになります。
- iOSのバックアップをアーカイブ
- プロファイルをダウンロード
- iOSデバイスをアップデート
ベータ版をインストールするiOSデバイス(iPhone 5s以降、iPad mini2/iPad Air以降、iPod touch第6世代)、MacあるいはWindowsとiTunesの最新版、ベータプログラムに登録するためのApple IDが必要です。
詳しい手順は、Apple Beta Software Programとその中にある「デバイスを登録 パブリック・ベータ・ソフトウェアを入手する」にあります。Apple IDでサインインしてご覧ください。
また、次のサイトも参考に行いました。
- How-To: Install iOS 11 public beta on your eligible iPhone, iPad, or iPod touch | 9to5Mac
- How to Install iOS 11 Public Beta on iPhone, iPad, and iPod Touch - Mac Rumors
ベータ版ソフトウェアのため、問題や不具合があるはずです。必ずバックアップを取り、そのバックアップをアーカイブするか安全な場所にコピーしておくと安心です。
「以前にリリースされたバージョンの macOS または iOS を使用する場合は、パブリックベータをインストールする前に作成したバックアップからお使いのデバイスを復元できます。」とFAQで説明されています。
つまり、ベータ版iOS11から現行バージョンのiOS10.xに戻すには、iOS10.xの状態で保存したバックアップからしか戻すことはできません。したがって、iOS11をインストールする前にバックアップを作成することが極めて重要です。
プレリリース版の iOS がインストールされたデバイスを以前のバージョンの iOS に復元する場合に、バックアップを復元できないことがあります。この現象は、バックアップを作成した iOS のバージョンの方が新しい場合に起こります (たとえば、デバイスを現行バージョンの iOS に復元する際に、プレリリース版の iOS で作成したバックアップを使おうとした場合が該当します)。
iOS ベータ版ソフトウェアについて - Apple サポート
iOSのバックアップおよびアーカイブ
ベータ版の iOS をインストールする前に必ずデータとファイルのバックアップを作成する必要があります。また、iTunes バックアップとそのアーカイブを作成することが推奨されています。
アーカイブに関しては、次のサポートページが案内されています。
Macを使う場合はアーカイブ、Windowsの場合はコピーです。iTunesに接続してバックアップを作成後、そのバックアップをアーカイブないしコピーし別の場所に保存しておきます。
プロファイルのダウンロード
Apple Beta Software Programを開き、ベータソフトウェアプログラムに登録・サインインします。Apple IDが必要です。
iOSデバイスを使って構成プロファイルをダウンロードします。プロファイルのインストール前に許可を求められます。
プロファイルインストール後にiOSデバイスを再起動する必要があります。
iOSデバイスのアップデート
iOSデバイスの「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」を開くと利用可能なベータ版をOTAでダウンロード、インストールできます。
以上を行い、10.5インチiPad ProにiOS11をインストールできました。
上記手順に抜けや誤りがあるかもしれませんので、必ずApple Beta Software Programを確認し行ってください。
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iOS11からiOS10へダウングレードはこれから試してみたいと思います。
iOS9の時に書いたものですが、次の記事もご覧ください。
追記:iOS10へ戻してみました。6月27日現在、iOS10.3.2ではなくiOS10.3.3 Betaに戻す必要あり。詳しくは次の記事へ。