Appleは、日本時間11月7日に「iOS 11.2」の2番目のベータ版「iOS 11.2 Beta 2」を開発者向け向けにリリースしました。パブリックベータ版はまだのようです(追記:リリースされました)。
Beta2は11月4日に先にiPhone X向けにリリースされていました。今回はそれ以外のデバイスでもアップデートできます。
その他、watchOS 4.2、tvOS 11.2、macOS 10.13.2でもそれぞれ新しいベータ版が利用可能です。
Mac Rumorsや9to5Macによれば、本ベータでは、アプリ開発者が自動更新されるサブスクリプション料金を新規ユーザーに期間限定で割引する機能が追加されています。
また、本ベータ版にはiPhone X向けの3つの新しいダイナミック壁紙が追加されています。
その他、iOS11.2 Betaでは、
- iPhone8やiPhone Xだけが利用可能であった壁紙がその他のデバイスでも利用可能に
- 計算機Appのバグの修正
- コントロールセンターに新機能
などの機能追加や改善があります。
ベータ版をインストールする
初めてパブリックベータをインストール場合、無料でAppleのベータプログラムのサイトに登録することでダウンロードできます。
上記サイトでApple IDにサインインしベータプログラムに登録し、手順に沿って構成プロファイルをダウンロード・インストールすることで、ソフトウェアアップデート経由でiOS11のパブリックベータをインストールできるようになります。
なお、パブリックベータのインストール前に(iCloudではなく)iTunesを使って必ずバックアップを取るよう推奨されています。iOS10に戻したい場合はiTunesを使って復元の後、バックアップから復元します。
iOS11は、次のデバイスにインストールできます。
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone SE
- iPhone 5s
- 12.9インチiPad Pro 第2世代
- 12.9インチiPad Pro 第1世代
- 10.5インチiPad Pro
- 9.7インチiPad Pro
- iPad Air 2
- iPad Air
- iPad(2017)第5世代
- iPad mini 4
- iPad mini 3
- iPad mini 2
- iPod touch 第6世代
自分でもiOS11にアップデートし、元に戻してみました。
Source:Apple Developer, Apple Beta Program