Appleは、MacBook Proで初となる8コアプロセッサを搭載した新型MacBook Pro（2019）を発表しました。
本日より公式サイトのオンラインストアで発売を開始し、Apple Store直営店や家電量販店での店頭販売は今週後半からとなっています。
価格は、Touch Barを搭載した13インチMacBook Proが税別198,800円から、15インチMacBook Proが税別258,800円から。
主なスペックを確認すると、
13インチモデル
- 第8世代2.4GHzクアッドコアCore i5/ 8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ/ 256GB SSDストレージ ：198,800円
- 第8世代2.4GHzクアッドコアCore i5/ 8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ/ 512GB SSDストレージ：220,800円
15インチモデル
- 第9世代2.6GHz 6コアCore i7/ 16GB 2,400MHz DDR4メモリ/ 256GB SSDストレージ/ Radeon Pro 555X：258,800円
- 第9世代2.3GHz 8コアCore i9/ 16GB 2,400MHz DDR4メモリ/ 512GB SSDストレージ/ Radeon Pro 560X：302,800円
となっています。
新モデルのCPUは、従来のクアッドコア（4コア）モデルに対しては最大2倍、6コアモデルに対しては40％も高速な処理能力を発揮し、Macノートブックとしては過去最速がうたわれています。
CPU以外では、後述のようにキーボードも新しい仕様となっている模様。
新モデルで8コアを搭載するのは新型15インチモデル。
新しい15インチモデルは、第9世代6コア Core i7（2.6GHz、最大4.5GHz）、第9世代8コア Core i9（2.3GHz、最大4.8GHz）、第9世代8コア Core i9（2.4GHz、最大5.0GHz）の3種類が選択可能。
Intelが4月に発表している「Core i7-9850H」「Core i9-9880H」「Core i9-9980HK」を採用していると考えられます。
旧モデルでは、第8世代6コア Core i7（2.2GHz、最大4.1GHz）、第8世代6コア Core i7（2.6GHz、最大4.3GHz）、第8世代6コア Core i9 （2.9 GHz、最大4.8GHz）でした。
新しい13インチモデルでは、Touch Bar搭載モデルでCPUが刷新されています。
新モデルでは第8世代4コア Core i5（2.4GHz、最大4.1GHz）を搭載し、オプションで第8世代4コア Core i7（2.8GHz、最大4.7GHz)）が選択可能。
旧モデルではそれぞれ第8世代4コア Core i5（2.3GHz、最大3.8GHz）、第8世代4コア Core i7（2.7GHz、最大4.5GHz）でした。
プロセッサはアップグレードされたものの価格は据え置きです。
CPU以外でも改良が加えられている模様。
バタフライ構造のキーボードの改良が行われた新しい仕様となっているようです。
キーボードのデザインの根本的な変更ではないようですが、スイッチに新素材を採用した新世代となっているそうで、タイピング時の音がより抑えられている模様。
また、キーボードのアップデートと併せて、従来モデルのキーボード修理プログラムも新たに提供されています。
その他のスペックに変更はなく、ボディデザインも変わりない模様。
主な仕様としては、13インチモデルは2,560 x 1,600ピクセル、227ppiの13.3インチRetinaディスプレイ、15インチモデルは2,880×1,800ピクセル、220ppiの15.4インチRetinaディスプレイを搭載。色温度を自動調節するTrue Toneディスプレイ、輝度500ニト、広色域な色空間「P3」をサポートしています。
4つのThunderbolt 3 (USB-C)ポート、W-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0、720p FaceTime HDカメラ、ハイダイナミックレンジステレオスピーカー、3つのマイク、3.5mmヘッドフォンジャックなどを搭載、バッテリーは最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧、iTunesムービー再生が可能です。
Source：プレスリリース
