Appleは先週、MacでWindowsを動かすためのユーティリティ「Boot Camp」のアップデートバージョン6.1.13をリリースしました。一般的にはあまり目立つことはないこのアップデートのリリースノートに、まだ発売されていない、16インチMacBook Proの2020年モデルついて記載していることが確認されています。
単なる記載の間違いの可能性もありますが、16インチMacBook Proは1年近く前に発売されたのが最後であり、近い将来にアップデートされるのはまず間違いありません。
このアップデートでは、内蔵マイクを使用した際のオーディオ録音の品質の向上、16インチMacBook Pro(2019および2020年)と13インチMacBook Pro(2020年)のCPU負荷が高いときに発生する可能性のある安定性の問題が修正されています。
CONFIRMED!!
— Atharva Kale (@atharvakale343) October 23, 2020
16-inch MacBook Pro (2020) and 13-inch MacBook Pro (2020).
In a Boot Camp Update@MKBHD @a_rumors1111 @markgurman @mingchikuo @jon_prosser pic.twitter.com/VAN7TsTNUB
2019年11月に発売された16インチMacBook Proは、スリムなベゼル、より信頼性の高いシザーメカニズムを搭載したMagic Keyboard、第9世代Intel Coreプロセッサ、最大64GBのメモリ、最大8TBのSSDストレージ、AMD Radeon Pro 5000Mシリーズグラフィックス、アップグレードされたスピーカーとマイクなどを搭載しています。価格は248,800円(税別)から。
Appleは11月17日にイベントを開催し、Apple Siliconのカスタムプロセッサを搭載した初のMac製品を発表する予定ではないかと言われています。
IntelプロセッサからAppleシリコンへの移行はMacBook Airや13インチMacBook ProなどのノートPCの、特にローエンドモデルから始まると考えられており、12インチMacBookの復活もあるかもしれません。
Apple自身、Intelプロセッサ搭載モデルも並行して販売し続けることを表明しています。
Source:MacRumors