Appleは新型AirPods第3世代とAirPods Pro第2世代を早ければ2021年に発売する計画であることをBloombergが報じています。
これら2つの新製品は、Appleは今月発表したHomePod miniや、開発中と伝えられているオーバーイヤー型ヘッドフォン「AirPods Studio」とともに、Appleのオーディオ製品ラインナップに加わりします。
Appleはさらに、HomePod miniとオリジナルのHomePodの間に位置するようなスマートスピーカーの新モデルも開発を進めているようです。
AirPods第3世代
エントリーレベルとなるAirPods第3世代のデザインは、現行のAirPods Proと類似しており、短いステム(いわゆる「うどん」)や交換可能なイヤーチップを特徴としており、バッテリー寿命の改善にも取り組んでいます。
ただし、ノイズキャンセリングのようなハイエンドのAirPods Proにある機能は搭載されない見込みだと関係筋は話しています。
AirPods Pro第2世代
AirPods Pro第2世代については、ステムをなくし、よりコンパクトなデザインを目指しているようです。現在テストされているデザインは、SamsungやAmazon、Googleのワイヤレスイヤフォンの最新モデルに類似した、耳中によく収まるように、より丸みのあるものだそうです。
関係者によると、小型化されたAirPods Proの筐体にノイズキャンセレーション、ワイヤレスアンテナ、マイクを組み込むことは開発段階でかなり難しいことがわかっており、それほど野心的でないデザインになる可能性もあります。
Apple内部では、AirPods第3世代を来年前半に発売することを検討しています。
Appleはまた、両方の新モデルに電力を供給するための新しいワイヤレスチップを計画しており、 Luxshare Precision IndustryとGoertekが新モデルの生産の大部分を担当すると予想されています。
Appleは現在、AirPods第2世代を159ドル、AirPods Proを249ドルで販売しています。初代AirPodsは2016年に発売され、現行モデルは2019年3月に発売、AirPods Proは昨年10月に発売されました。
新しいHomePod
これら新しいAirPodsの他にも、Appleは299ドルのオリジナルHomePodと99ドルのHomePod miniの間に収まる、サイズ、価格、音質の新しいHomePodにも取り組んでいることにも触れています。ただし、Appleが最終的にその製品を発売するのか、それとも単にハイエンド版の価格をさらに引き下げるだけなのかは不明です。
AirPods Studio
Appleはハイエンドのノイズキャンセリング・オーバーイヤーヘッドホンの発表も予定しています。この新モデルは過去2年間でいくつかの開発課題に直面しており、何度も遅れを経験していました。
「AirPods Studio」としても知られているこのヘッドフォンは、数週間前に生産に入る予定でしたが、ヘッドバンドの問題が原因で延期されたと、この製品に詳しい人物は話しています。その部分は、いくつかのテストではきつすぎると判断されたそうです。
Appleは当初、ヘッドフォンの側面に大きなタッチパッドを搭載することを望んでいましたが、パネルのサイズを縮小したようです。また、初期コンセプトの特徴であった交換可能な機能の一部も縮小しています。最新版では、交換可能なヘッドバンドがなくなる可能性があるが、交換可能なイヤーパッドが含まれている可能性もあるようです。
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