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新型13インチ&16インチMacBook Pro、MacBook AirがAppleシリコン搭載で来週発表へ:Bloomberg

Appleは本日、現地時間11月10日に「One more thing」と名付けられたオンラインイベントを開催すると発表しました。
その 「thing」とは、初めてアップルが設計したメインプロセッサ「Appleシリコン」を搭載したMacになることはまず間違いなさそうです。

Bloombergは、Appleが準備しているAppleシリコン搭載Macの最新情報を伝えています。

それによれば、Appleと海外サプライヤーはAppleプロセッサを搭載した3つの新しいMacのラップトップの生産を加速しています。その3製品とは、新しい13インチと16インチMacBook Pro、そして新しい13インチMacBook Airです。
Appleの新モデルに詳しい情報筋によれば、これらのデバイスには大きなデザインの変更はありません。

Appleの最初のMacプロセッサは、最新のiPhone12やiPad Air第4世代に搭載されているA14チップをベースとしており、Appleの内部テストによるとIntel製と比べて電力効率の改善がみられたようです。パフォーマンスの向上、とくにバッテリー駆動時間が延びる可能性があるでしょう。
新しいマシンには、Appleが設計したグラフィックスや機械学習プロセッサも搭載される予定です。

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16インチMacBook Pro


Appleは6月のWWDCでIntelチップからの移行には2年かかると言いました。Appleはまずはラップトップラインをアップデートし、次にデスクトップラインに移りますが、そのアップデートは2022年までかかるということになります。

Appleはすでに、オールインワンデスクトップである再設計されたiMacと、Appleのハイエンドデスクトップである新しいMacProモデルに取り組んでいるとAppleの計画に詳しい他の人々は話しています。

それによれば、Appleのエンジニアは現在、約半分のサイズで現在のデザインに類似した新しいMac Proを開発中としています。その新モデルが現行のMac Proを置き換えるか、あるいは追加モデルかどうかは不明です。
Appleのチップ設計は、電力効率の向上により、自社のコンピュータのサイズを縮小するのに役立つかもしれませんが、現在のMac Proは、追加のストレージドライブやグラフィックチップなどのコンポーネントを搭載するために、余裕をもって作られているという意味もあります。

AppleはWWDCでAppleシリコンMac向けのソフトウェアの開発のために、開発者にiPad Proのプロセッサの搭載されたMac miniを提供しましたが、このマシンもMac向けに設計されたチップを搭載させてアップデートする必要があるでしょう。
新しいMacには、ソフトウェアをiPhoneやiPadにより近付けるように再設計されたMac用オペレーティングシステムであるmacOS Big Surが必要です。

Appleは6月にプロセッサの移行を発表した際、この移行により、すべてのデバイスに共通のアーキテクチャが提供すると言いました。つまり、将来のiPhone、Mac、iPad、Apple Watchは、同じチップのバリエーションを実行することになります。
これにより、デバイスの連携が向上し、iPhoneアプリがMacで初めてネイティブに実行できるようになります。


Appleのイベント「One more thing」を現地時間11月10日(火)午前2時より開催されます。
日本時間11日(水)午前3時からです。
イベントの模様は公式サイトやYouTubeでも配信されます。


イベントでは、13インチや16インチMacBook ProあるいはMacBook Air、12インチMacBookの復活などを含むノートブック、iMacなどデスクトップで、Appleシリコン搭載モデルが発表されるとも予想されています。
また、オーバーイヤー型ヘッドフォンAirPods Stuido、忘れ物追跡タグAirTagなどMac以外の新製品についても発表があるかもしれません。