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WWDCの1か月前にしてiOS13の新機能や詳細が明らかに iOS14の情報も

来月6月3日(現地時間)開催のWWDCで発表されるiOS13および来年のiOS14についてBloombergが詳細かつ具体的に報じています。
記者は元9to5MacのMark Gurman氏で、信頼のおける情報を伝えることで定評があります。


iOS13は、「Yukon」というコードネームで呼ばれており、iOS12で搭載が予定されていながら延期された機能を含む、複数の新機能や調整が予定されています。
2020年にはコードネーム「Azul」と呼ばれるiOS14もすでに開発が進んでいます。
iOS14は来年の新型iPhoneのために5G(第5世代移動通信システム)の超高速ネットワークおよび新しいAR機能をサポートするとみられています。



iOS13については次のような新機能や調整が含まれます。

  • 昨年のiOS12に続き、デバイスの速度を向上しバグを減少させる。マルチタスクでアプリを閉じる際のアニメーションなどユーザーインターフェースにも調整が加わる。また、ウィジェットもより見やすく綺麗になる
  • 夜間の視聴に最適化されたインターフェイスである「ダークモード」がiOS13についに搭載される。「ダークモード」はコントロールセンターでON/OFF可能に
  • 新しいキーボードオプションがテスト中。この新しいキーボード入力は、キーボードから指を離さずにタイプしたいキーを順番に指でなぞることで入力できる「SwiftKey」のように入力可能に。ただし、この機能が搭載されるかどうかはApple次第となっており、搭載されない可能性も
  • 「ヘルスケア」アプリの刷新。新しいホームページに生まれ変わる。ヘッドフォンで音楽を再生する音量や外部環境の音量がどのくらいかを把握できるよう「聴力の健康」やより包括的な月経周期の追跡が追加される
  • サードパーティ製アプリDuet DisplayやLuna Displayのような、Macのサブディスプレイ化する新機能が搭載。詳細はこちら
  • 「リマインダー」アプリの刷新。4つのセクション(今日やるタスク/すべてのタスク/スケジュールされたタスク/フラグ付きタスク)がグリッド上に配置されたメイン画面となる
  • 「スクリーンタイム」に新機能が追加。親は子どもが特定の時間に他人に連絡できないようにする制限など
  • 「ブック」アプリのアップデート。ユーザーがより読書するような機能を搭載
  • 「iMessage(メッセージ)」アプリのアップデート。WhatsAppのような機能を追加
  • 「マップ」アプリのアップデート。自宅や職場などよく使う場所を設定して移動が容易に。よく行く場所はグループを作成し写真も追加可能に
  • 「友達を探す」と「iPhoneを探す」を統合した新しいアプリに。デバイスやカギなどに取り付け可能な落とし物を探すことができる新ハードウェアを開発とも。詳細はこちら
  • 「メール」アプリのアップデート。個々のスレッドをミュートしたり、特定の連絡先からの受信メールをブロックしたり、より簡単なフォルダ管理が可能に
  • 「おやすみモード」のアップデート。「時計」アプリのベッドタイムのアップグレードなどを含む
  • 「ホーム」アプリのアップデート。防犯カメラとの更なる統合や録画を確認可能に
  • HomePodスピーカーが複数のユーザーの音声に対応、マルチユーザーモードが計画中
  • 写真やウェブリンクをシェアするための、より整理された「共有シート」
  • Webブラウザ「Safari」のダウンロードマネージャーがテスト中
  • iPad向けにマルチタスク機能のアップデートを含む複数の新機能
  • 補聴器サポートのより良い統合など


iOS13の新機能としては、少し前に出た次の記事もご覧ください。

www.kobonemi.com


そのほかにも、macOS 10.15watchOS 6の新情報もあわせて出ています。


iOS13については、「iOS 13」カテゴリーにまとめてあります。