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SONY ICF-B88、ICF-B08 が新発売:太陽光充電/iPhone正式対応/手回し充電ラジオ ICF-B03との違い

SONY「ICF-B88」「ICF-B08」は、手回し充電ラジオ「ICF-B03」の後継機。新たに、USBポートを搭載しiPhone充電に正式対応、ソーラーパネルによる太陽光充電対応、などの機能を追加しています。2013年7月20日発売。実売価格は「ICF-B88」が8,000円前後、「ICF-B08」は7,000円前後。
SONY ICF-B88
SONY ICF-B88 シルバー:ソニーストアicon
「ICF-B88」「ICF-B08」の違いは、本体カラーだけではありません。
上位モデル「ICF-B88」だけにソーラーパネルを搭載し、本体の内蔵充電池を太陽光で発電できます。晴天時の屋外で1時間充電することでFMラジオが約40分、AMラジオが約80分聴くことできます。内蔵充電池はUSB接続のACアダプター(別売り)を使い充電することも可能です。また、内蔵バッテリー以外にアルカリ乾電池×2本を使うこともできます。なお、「ICF-B08」にも内蔵充電池は搭載されていますが、USB ACアダプターによる充電には対応していません。「ICF-B08」の内蔵電池は、手回し発電時にラジオとライトの電源として利用されるようです(この仕様は後述の「ICF-B03」と同様です)。
SONY ICF-B08(D)SONY ICF-B08(W)
SONY ICF-B08 オレンジとホワイト:ソニーストアicon
「ICF-B88」「ICF-B08」の違いは次の2点。「ICF-B88」本体上部に搭載されたソーラーパネルの位置に、「ICF-B08」はソフトライトを搭載しています。なお、両モデルともにスポットライトを搭載しています。
SONY ICF-B88のソーラーパネル
SONY ICF-B88のソーラーパネル(本体上部)

ICF-B88

  • ソーラーパネル搭載
  • ラジオ・ライトは手回し/乾電池/内蔵充電池/太陽光の4つを利用可能
  • スマホ充電は手回し/乾電池/内蔵充電池の3つから可能
  • 内蔵充電池をUSB ACアダプターから充電対応

ICF-B08:オレンジ(ICF-B08/D)/ホワイト(ICF-B08/W)

  • ソフトライト搭載
  • ラジオ・ライトは手回し/乾電池のみ
  • スマホ充電は手回し/乾電池のみ
  • 内蔵充電池をUSB ACアダプターから充電非対応

SONY ICF-B88の本体ポート
(ICF-B88の本体ポート。本体下部右側より、ヘッドホン端子、スマホ・携帯充電用USBポート、本体内蔵バッテリー充電用microUSBポート)
「ICF-B88」「ICF-B08」の共通仕様として、本体はJIS IPX4相当の防滴仕様、IPX4は「あらゆる方向からの水の飛まつによっても有害な影響を受けない」保護等級です。
SONY ICF-B88からiPhone5へ充電している様子
ICF-B88の充電性能

ラジオ・ライト

  • 手回し充電(約1分):FMラジオ約50分、AMラジオ約75分、ライト約15分
  • 内蔵充電池(満充電):FMラジオ約32時間、AMラジオ約40時間、ライト約20時間
  • 太陽光充電(約1時間):FMラジオ約40分、AMラジオ約60分、ライト約10分
  • 単3形アルカリ乾電池:FMラジオ約80時間、AMラジオ約100時間、ライト約50時間

スマートフォン

  • 手回し充電(約1分):連続待受け約40分、連続通話約1分
  • 内蔵充電池(3時間満充電):連続待受け約16時間、連続通話約25分
  • 単3形アルカリ乾電池::連続待受け約16時間、連続通話約25分

携帯電話

  • 手回し充電(約1分):連続待受け約2時間、連続通話約1分
  • 内蔵充電池(満充電):連続待受け約50時間、連続通話約25分
  • 単3形アルカリ乾電池::連続待受け約50時間、連続通話約25分

ICF-B08の充電性能

ラジオ・ライト

  • 手回し充電(約1分):FMラジオ約50分、AMラジオ約75分、ライト約15分
  • 単3形アルカリ乾電池:FMラジオ約80時間、AMラジオ約100時間、ライト約50時間

スマートフォン

  • 手回し充電(約1分):連続待受け約40分、連続通話約1分
  • 単3形アルカリ乾電池::連続待受け約16時間、連続通話約25分

携帯電話

  • 手回し充電(約1分):連続待受け約2時間、連続通話約1分
  • 単3形アルカリ乾電池::連続待受け約50時間、連続通話約25分

新型「ICF-B88」「ICF-B08」と旧型「ICF-B03」との違い

ICF-B88/ICF-B08

  • 携帯電話やスマホ充電用端子がUSBポートに
  • iPhone5を含むiPhone4以降の充電に正式対応
  • ソーラーパネル(ICF-B88)やソフトライト(ICF-B08)を新搭載
  • 本体内蔵バッテリーからスマホ充電対応(ICF-B88)、単3乾電池×2も使用可能
  • 手回しハンドルの改善、より使い安く
  • 本体サイズ13×79×58mm、約338g(本体のみ)

ICF-B03

  • 本体側の充電端子は特殊仕様
  • 別途変換コネクタを用意することでiPhoneも充電可能だが、サポート対象外
  • 内蔵バッテリーはラジオ&ライトのみ利用可能、単4乾電池×2
  • 本体サイズ:130×77×52mm。約285g(本体のみ)

新型「ICF-B88」「ICF-B08」の内、「ICF-B08」は、iPhone対応と使用乾電池の大型化(単4→単3)、ソフトライト搭載、以外については、旧型「ICF-B03」と近いです。
新型「ICF-B88」は、ソーラーパネルをシリーズ唯一搭載することで、災害時など緊急時に屋外など電源のないところでもラジオやライトを使うことができる点はとても魅力的です。また、日常の利用には内蔵バッテリーを満充電させることで乾電池を使わずとも十分利用できます。さまざまな環境下で頼りになってくれそうです。
なお、「ICF-B88」「ICF-B08」の付属品はキャリングポーチ、ハンドストラップ、非常用の笛、携帯電話用充電アダプター、microUSBケーブル。「ICF-B88」本体内蔵バッテリーをコンセントから充電する場合は、別途USB接続のACアダプターを用意する必要があります。
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