Appleはパーツ交換が可能な、ハイエンドのオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドフォンを開発していることをBloombergが報じています。
好調なAirPodsビジネスを、Beats、Bose、Sonyなどの得意とする、ハイエンドオーディオ製品で強化しようとするのが目的とされ、革のような生地を使用したプレミアムモデルと、軽量で通気性のある素材を使用したフィットネス向けモデルを含む、少なくとも2つタイプのモデルの開発を進めていると関係筋は話しています。
プロトタイプは、回転する楕円形のイヤーカップと細い金属製のアームのヘッドバンドを持つレトロな外観となるようです。
イヤーパッドとヘッドバンドパッドは、マグネットでヘッドフォンのフレームに取り付けられており、ユーザーが交換することができます。
モジュール化されたデザインを採用することで、ユーザーはApple Watchと同じようにヘッドフォンをカスタマイズすることができるようになります。たとえば、パーツを取り換えて激しい運動でも使えるようにし、フィットネスを終えたら、より快適な聴き心地のパーツに戻すというような使い方ができるようです。
Appleは現在のAirPods Proで採用されているワイヤレスペアリングとノイズキャンセリングに類似した機能を新しいヘッドフォンでも用いる計画で、Siriによる音声やタッチ操作が可能になるようです。
Appleの純正ヘッドフォンは少なくとも2018年から開発が進められており、発売は少なくとも2回延期されていると情報筋は話しています。
Appleは今年後半の発表を目指しているが、新型コロナウイルスの影響などにより、発表時期は変更される可能性があります。
中国のGoertekは、Appleが新型ヘッドフォンの組み立てのために協議したパートナーの1社だそうですが、新型コロナウイルスの混乱から完全には回復していないといいます。
via MacRumors
