iOS 18／iPadOS 18／macOS 15／watchOS 11／tvOS 18／visionOS 2 Beta 6がリリース【更新】

Appleは日本時間8月13日、「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS 15 Sequoia」「watchOS 11」「tvOS 18」「visionOS 2」の6番目のベータ版を開発者向けにリリースしました。
同時に4番目のパブリックベータ版も利用可能です。

新たにリリースされたバージョン
今回確認された新機能や変更点【NEW】
これまでに確認されているバージョン：iOS 18.x
これまでに確認されているバージョン：iOS 17.x
各プレビューを確認
パブリックベータについて
デベロッパベータ版も無料で利用可能に

新たにリリースされたバージョン

iOS 18 beta 6 (22A5338b)
iPadOS 18 beta 6 (22A5338b)
macOS 15 beta 6 (24A5320a)
tvOS 18 beta 6 (22J5346a)
visionOS 2 beta 6 (22N5308b)
watchOS 11 beta 6 (22R5340a)

今回確認された新機能や変更点【NEW】

写真：iOS 18.1

先週、iOS 18 Beta 5で写真アプリのデザイン変更が実施されましたが、本バージョンでiOS 18.1にも導入されました。

Safari：iOS 18.1

先週、iOS 18 Beta 5のSafariに新しいDistraction Control機能を追加され、ウェブページから気が散る要素を非表示にできるようにしました。サインインウィンドウ、Cookie設定ポップアップ、GDPR通知、ニュースレター登録バナー、自動再生ビデオなどを非表示にできます。
本バージョンでiOS 18.1にも導入されました。

写真：iOS 18

iOS 18 beta 6では写真アプリにさらに手が加えられ、アルバムコレクションのデザインが変更されています。

コントロールセンター：iOS 18／iOS 18.1

コントロールセンターにBluetoothのオン／オフを切り替える新しいトグルが追加されました。iPhone 15 ProとPro Maxでは、カメラやフラッシュライトの代わりにBluetoothトグルをロック画面に追加したり、アクションボタンに割り当てたりすることも可能になりました。
そのほか、微調整も行われています。

ダークモード通知アイコン：iOS 18／iOS 18.1

ダークモードアイコンをオンにした状態でダークモードアイコンのアプリから受信した通知は、ダークモードアイコンで正しく表示されるようになりました。以前のバージョンでは、ダークモードとダークモードアイコンの両方をオンにしないと、正しく表示されませんでした。

スプラッシュスクリーン：iOS 18／iOS 18.1

AppleはiOS 18のリリースに向け、写真、翻訳、Podcast、ホーム、Apple TV、計算機、メモの新しいスプラッシュスクリーンを用意しています。スプラッシュスクリーンの追加は、iPhone 16にインストールされるiOS 18の基本バージョンで予定されている変更が終わりに近づいていることを示唆しています。

Apple Intelligenceのローカライズ：iOS 18.1

iOS 18.1 beta 2では新たに英語のローカライズバージョンが追加されました。オプションには、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、インド、シンガポールが含まれています、これまでは、アメリカ、イギリス、オーストラリアのオプションがありました。
現時点では英語以外の言語のサポートは追加されていません。Appleは他の言語のサポートは今年後半から2025年にかけて行うとしています。

EUのApple Intelligence：iOS 18.1

EUのユーザーが、地域を米国に、言語を米国英語に設定することで、Apple Intelligenceをオンにして使用できるようになりました。

アイコンの色合い：iOS 18／iOS 18.1

壁紙に合わせてアイコンに適用する色合いが、システムではなく壁紙にリンクされるようになりました。壁紙の色に合わせてアイコンを調整した場合、壁紙を変更するとアイコンも変更されます。

Apple Music：iOS 18／iOS 18.1

Apple Musicの「Browse」タブが「New」タブに変更されました。

ロック画面：iOS 18.1

iOS 18.1 beta 2で、ロック画面から下にスワイプしてSpotlight検索に移動するオプションがなくなりましたが、仕様変更ではなくバグの可能性もあります。

メール

Appleによると、iOS 18 beta 5からiOS 18.1 betaにアップグレードする場合、全てのメールが再ダウンロードされる可能性があります。

その他、確認次第追記します。

これまでに確認されているバージョン：iOS 18.x

これまでに確認されているバージョン：iOS 17.x

各プレビューを確認

新しいOSの概要を説明したプレビューページが公開されています。
英語版に続いて、日本語版も公開されています。

パブリックベータについて

ユーザーは、Appleの用意する次のサイトからパブリックベータに登録できます。

Apple Beta Software Program

Apple Beta Software Programに参加するには、無料のメンバー登録が必要です。
有効なApple IDを所有し、登録時にApple Beta Software Program契約に同意することで、だれでも参加できます。
続いて、使用しているデバイスを登録してパブリックベータにアクセスし、最新機能を試すことができます。「フィードバックアシスタント」Appを使ってAppleに直接フィードバックを送信することでもできます。
パブリックベータは現在、iOS 18/17、iPadOS 18/17、tvOS 18/17、watchOS 11/10、macOS 15/14でそれぞれ利用可能です。

デベロッパベータ版も無料で利用可能に

Appleは2023年6月より、「iOS 17」や「iPadOS 17」の開発者向けベータ版を含む、各ソフトウェアのベータ版をApple IDを持つすべてのユーザーが無料で利用できるようにしました。
これまでは長年に渡って、iOSの開発者向けベータ版を含むデベロッパービルドへのアクセスは、年間99米ドルのデベロッパーアカウントに登録することで可能でした。

「iOS 17」など開発者向けベータ版、誰でも無料で利用可能に

Source：iOS & iPadOS Release Notes, macOS Release Notes, News - Apple Developer

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