「iPhone 17」スリムモデル、その先のより革新的なモデルのためのステップに過ぎない：Gurman氏

Appleが来年の発売に向けて準備を進めている次世代「iPhone 17」について。
BloombergのMark Gurman氏は、彼が「第4のiPhoneモデル」と呼ぶ、スリムサイズの新モデルについて報告しています。

iPhone 17のラインナップには、標準的なiPhone、Pro、Pro Maxという3つの主要オプションがあり、Appleは何年もの間、顧客の心に響く第4のモデルを模索してきました。2020年にはiPhone 12 miniが登場しましたが、商業的には失敗しました。続いて小型化から大型化へと逆方向にかじを切り、iPhone 14 Plusを発表しました。しかしながら、miniと同様、Plusも失敗しました。その原因の1つは価格設定で、 iPhone 15 PlusはiPhone 15 Proより100ドル安いだけであり、多くの顧客はより高性能な方にお金を出す価値があると考えました。

そして、Appleは来年、第4のモデルに再挑戦します。小型化、大型化に続く、今回のアプローチは、超薄型デザインです。Gurman氏によれば、iPhone 17とiPhone 17 Proの中間に位置するような、iPhoneの「Air」バージョンを作るというアイデアです。想起できるのは10年以上前の初代MacBook Airで、MacBookとMacBook Proの中間に位置しました。そのターゲットは、標準的モデルよりも格好良いものが欲しいが、Proモデルの性能、画面サイズ、カメラはあまり必要ないと考える顧客で、標準モデルのスペックを持ちながら、よりクールな外観を手に入れることができます。

しかしながら、このスリムなエントリーモデルでさえ、その先へのステップに過ぎないとGurman氏は指摘しています。Appleは最終的に、Proモデルの性能をこの小さなデザインに詰め込みたいと考えると思われます。この次世代モデルはiPhoneで待望の「Ultra」モデルになるかもしれませんが、その実現には少なくとも2027年まではかかるとGurman氏はみています。

Gurman氏はまた、折りたたみiPhoneについても触れていますが、Apple社内では折りたたみiPadも同程度の優先事項となっており、後者のほうが先に発売される可能性を示唆しています。

Source: Bloomberg via 9to5Mac

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