Appleは、Sonos、Bose、Logitechなどのライバル企業のヘッドフォンやスピーカーの販売を停止していることをBloombergが報じています。
これらと競合するであろうAppleの新製品である、オーバーイヤーヘッドホン「AirPods Studio」や小型版HomePodの発表・発売が近いと予想されています。
Bloombergが調べたところによると、Boseのヘッドホンとスピーカー、LogitechブランドのUltimate Earsのスピーカー、Sonosの最新スマートスピーカーはすべて、先月末にAppleオンラインストアから姿を消したそうです。
また、Appleの実店舗の従業員はここ数日、店頭で販売するそれら製品を撤去するよう指示されていたそうです。

このような動きは過去にもありました。
AppleはApple Watchを初めて発売する前に、ライバル製品のFitbitのウェアラブル製品の販売をやめました。
同様に、Bowers & WilkinsやBang & Olufsenの製品もApple Storeの棚から姿を消しました。
Appleは、サードパーティ製の新しいアクセサリーが発売されたり、顧客のニーズの変化に応じて、提供する製品を定期的に変更するとBloombergに説明しています。
今回の場合、BoseはAppleが自社のアクセサリーを販売していないことを確認しました。Ultimate Earsは、Appleから「9月以降はサードパーティ製スピーカーを販売しない」と言われたと述べています。
現地時間5日の時点で、Appleが販売しているヘッドホンは、子会社のBeatsの製品に加えて、自社製品のAirPodsとAirPods Proのみとなっています。Apple公式サイトで購入できるスマートスピーカーはHomePodとBeats Pill+のみとなっているようです。
一方、Pioneerのカンファレンススピーカーは、競合しないためか、販売が続けられています。
追記:著名なリーカーJon Prosser氏は、AirPods Studioの最初の出荷が今月末になるとツイートし、発売が近いことを裏付けています。また、HomePod miniが登場することにも言及しています。
Makes sense.
— Jon Prosser (@jon_prosser) October 6, 2020
The first batch of AirPods Studio mass production ends this month.
Announcement imminent. https://t.co/UvRW1kCNSa
HomePod mini is coming
— Jon Prosser (@jon_prosser) October 6, 2020
Appleは10月中に新型iPhoneの発表イベントを開催すると予想されていますが、現時点でイベント開催が現地時間10月13日(火)、予約開始が16日(金)、発売日が23日(金)になるといわれてています。
Appleはこのイベントで、忘れ物防止タグAirTag、オーバーイヤーヘッドホンAirPods Studio、低価格な小型版HomePodなども同時発表される可能性があります。

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