KDDI、ワイモバイル（ソフトバンク）、UQモバイルは5月22日、2019年夏モデルとして発表していた「HUAWEI P30 lite Premium」「HUAWEI P30 lite」について発売延期を発表しました。発売時期は未定となっています。
NTTドコモは「予約受け付けを停止する方向で準備・検討している」としていましたが、5月22日夕方にも予約受付を停止する方針となった模様。
米国の制裁でGoogleがファーウェイへの一部ソフトウエアの供給を制限することで、日本国内でも影響が出ています。
auは「ファーウェイ製スマートフォンを取り巻く状況について、現在その経緯や影響範囲、事実関係を確認しているため」とし、ソフトバンクは「（OSの供給が止まった場合）お客様のスマホの使用に影響が出る可能性があるので発売延期を決めた」としています。
他のキャリアや家電量販店を見てみると、ケータイ Watchによれば、mineo（オプテージ）、楽天モバイル、ヨドバシカメラ、LINEモバイルは、現時点で変更はない模様。
ただし、「状況は注視している」（楽天モバイル）、「どうなるかわからない」（ビックカメラ）などとして予断を許さない状況でありそうです。
大手を含む各キャリアから相次いで発売延期となった背景について、
現時点では、3カ月でサポートができなくなってしまう可能性があり、メジャーアップデートも難しくなっています。現時点ではファーウェイやグーグルから確約を取るのが難しく、影響範囲が見極めづらいため、とりえあず、発売日を先送りしたのが真相といえます。
Engadget 日本版
毎日肌身離さず使うスマートフォン。
セキュリティでも機能面でも、安心かつ便利に使いたいものですが、正直いって現状ではHuaweiのスマホはこの点において致命的であり、かなり厳しい状態だといえます。
急いで新しいスマホが必要なら他社のモデルを買った方が無難です。
もしファーウェイ製を望んでいるなら、すぐには購入せずに、しばらくの間この状況を注視していく必要がありそうです。
追記：Amazon.co.jpでもファーウェイ製品の取り扱いが中止されています。
新しいP30、P30 Liteも全てが「現在在庫切れです。 この商品の再入荷予定は立っておりません。」と表示されています。
Source：日本経済新聞, BUSINESS INSIDER JAPAN, マイナビニュース
