Appleは9月の新製品発表イベントで14nmプロセスのKaby Lakeプロセッサを搭載したエントリーレベルの新しいMacBookシリーズを発表するとDigiTimesは伝えています。
13インチとされる低価格な新型MacBookは、3つの新しいiPhoneと一緒に披露されるとしており、その3つのiPhoneとは、5.8インチOLEDディスプレイを搭載したiPhone Xの第2世代、6.5インチOLEDディスプレイを搭載した大型モデル、そして、6.1インチLCDを搭載した低価格モデルとなります。
6.1インチモデルは新モデルの中で最も安価で最も売れ筋になるとみられています。
また、イベントでは新しいiPhoneと共にApple初のワイヤレス充電器 AirPower も改めて紹介され、価格は5000~6000台湾ドル(161~193米ドル)になると予想されています。
写真は現行のMacBook Air 13インチモデル
タブレットの新モデルでは、Appleは2つの新しいiPad Proを準備していることが記事では伝えられています。
1つは12.9インチの新世代モデルであり、もう1つは現行10.5インチの後継となる11インチのiPad Proです。
この2つの新型iPad Proには新設計の18W USB-C(Type-C)充電器が同梱されます。
18WのUSB-C充電器の情報は以前より出ていましたが、同梱されるのは新型iPhoneになるといわれていました。今回、DigiTimesはそれが新しいiPad Proに同梱されると主張しています。そうであれば、iPad ProにはLightning - USB-Cケーブルも同梱され、別途何も用意することなく、iPad Proを高速充電可能になります。AppleはこれまでiPadシリーズに10Wないし12Wの充電器を同梱してきました。
写真は新しいiPad Proのイメージ。iPad ProでもiPhone Xのベゼルレスデザインを採用し、Touch IDは廃止されFace IDを搭載すると予想されています。
今年第4四半期に、Appleは全部で4つのiPadモデルを用意するとされ、その内の2つは上述の12.9インチおよび11インチの新型iPad Proであり、その他の2つのモデルとは、今年3月に発売された9.7インチiPadおよびiPad mini4です。記事によれば、AppleはこれまでのところiPad miniシリーズの新モデルを計画していません。
13インチの低価格な新型MacBookの話に戻すと、この新製品は当初2017年第4四半期に予定されていました。しかし、Intelの10nmプロセスプロセッサの製造上の問題から遅れることになりました。10nmプロセスのCPUが2019年まで待つことになったため、Appleは改善された14nmプロセスのKaby Lakeアーキテクチャをベースとしたプロセッサを採用するためにMacBookのデザインを変更したそうです。低価格な新型MacBookは14nm++プロセスのKaby Lake Refreshプロセッサを採用するという情報が少し前に出ていました。
新しいMacBookは2018年に約800万台の出荷が見込まれています。
via Mac Rumors
新しいiPhoneに関する情報は新型iPhoneの噂カテゴリーに、新しいiPadに関する噂は新型iPadの噂カテゴリーに、それぞれまとめています。