Appleは日本時間8月6日、「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS 15 Sequoia」「watchOS 11」「tvOS 18」「visionOS 2」の5番目のベータ版を開発者向けにリリースしました。
パブリックベータ版はまだのようです。
追記8月7日:iOS 18、iPadOS 18、macOS 15、watchOS 11、tvOS 18の3番目のパブリックベータ版がリリース
- 新たにリリースされたバージョン
- 今回確認された新機能や変更点【NEW】
- これまでに確認されているバージョン:iOS 18.x
- これまでに確認されているバージョン:iOS 17.x
- 各プレビューを確認
- パブリックベータについて
- デベロッパベータ版も無料で利用可能に
新たにリリースされたバージョン
- iOS 18 beta 5 (22A5326f)
- iPadOS 18 beta 5 (22A5326f)
- macOS 15 beta 5 (24A5309e)
- tvOS 18 beta 5 (22J5335d)
- visionOS 2 beta 5 (22N5297g)
- watchOS 11 beta 5 (22R5328e)
今回確認された新機能や変更点【NEW】
MacRumorsによると、次のような機能追加や変更が確認されています。
写真
Appleは写真アプリに関するテスターのフィードバックを受けて、デザインを洗練化するために複数の変更を行いました。
Safari
AppleはSafariに新しいDistraction Control機能を追加し、ウェブページから気が散る要素を非表示にできるようにしました。サインインウィンドウ、Cookie設定ポップアップ、GDPR通知、ニュースレター登録バナー、自動再生ビデオなどを非表示にできます。
ただし、Distraction Controlは広告ブロッカーではなく、広告などのページ上の動的要素を非表示にすることはできません。一時的に非表示にすることはできますが、広告が更新されると再び表示されます。あくまで静的要素向けとなります。
Distraction ControlはSafariウェブページの設定からアクセスできます。設定 > Hide Distracting Items を選択。そこから、非表示にしたいページ上の要素をタップできます。Distraction Controlは同期されないため、ページ要素は各デバイスで個別に非表示にする必要があります。設定から[非表示の項目を表示]をタップすると、非表示の項目を表示できます。
ホーム画面
ホーム画面を長押しして「編集」を選ぶと、新しい「ページの編集」オプションが表示されます。この設定では、ホーム画面のページ全体を削除したり、非表示にしたりできます。この機能は、ホーム画面編集モードのときにディスプレイの下にある3つの点をタップすると表示されるインターフェイスと同じですが、より分かりやすく表示されています。
ダークモードのアイコン
Appleはいくつかのダークモードオプションを変更しました。マップアイコンを再びデザイン変更し、「探す」アイコンも更新しました。マップのアイコンは黒、白、グレー、青で表現されています。
ダークモードの検索
ダークモードがオンになっている場合、検索インターフェイスを使ってアプリを検索すると、アプリのアイコンがダークモードで正しく表示されるようになりました。以前はライトモードのアイコンが表示されていました。
コントロールセンター
Appleはコントロールセンターに表示される、ボイスメモ、ストップウォッチ、機内モード、ホーム、リモート、計算機など、多数のアイコンデザインを変更しました。
壁紙(macOS 15)【追加】
MacRumorsによると、macOS 15 Beta 5に新しい壁紙が追加されています。
ただし、設定から選択可能な状態ではなく、システム内に隠れている状態です。
/System/Library/Desktop Pictures/.wallpapers フォルダに隠しファイルとして格納されています。
その他、確認次第追記します。
これまでに確認されているバージョン:iOS 18.x
これまでに確認されているバージョン:iOS 17.x
- iOS 17.6/iPadOS 17.6/macOS 14.6/tvOS 17.6/visionOS 1.3/watchOS 10.6
- iOS 17.6/iPadOS 17.6/macOS 14.6/tvOS 17.6/visionOS 1.3/watchOS 10.6 RC
- iOS 17.6/iPadOS 17.6/macOS 14.6/tvOS 17.6/visionOS 1.3/watchOS 10.6 Beta 4
- iOS 17.6/iPadOS 17.6/macOS 14.6/tvOS 17.6/visionOS 1.3/watchOS 10.6 Beta 3
- iOS 17.6/iPadOS 17.6/macOS 14.6/tvOS 17.6/visionOS 1.3/watchOS 10.6 Beta 2
- iOS 17.6/iPadOS 17.6/macOS 14.6/tvOS 17.6/visionOS 1.3/watchOS 10.6 Beta 1
- iOS 17.5/iPadOS 17.5/macOS 14.5/tvOS 17.5/watchOS 10.5/iOS 16.7.8/iPadOS 16.7.8
- iOS 17.5/iPadOS 17.5/macOS 14.5/tvOS 17.5/watchOS 10.5/iOS 16.7.8/iPadOS 16.7.8 RC
- iOS 17.5/iPadOS 17.5/macOS 14.5/tvOS 17.5/visionOS 1.2/watchOS 10.5 Beta 4
- iOS 17.5/iPadOS 17.5/macOS 14.5/tvOS 17.5/visionOS 1.2/watchOS 10.5 Beta 3
- iOS 17.5/iPadOS 17.5/macOS 14.5/tvOS 17.5/visionOS 1.2/watchOS 10.5 Beta 2
- iOS 17.5/iPadOS 17.5/macOS 14.5/tvOS 17.5/visionOS 1.2/watchOS 10.5 Beta 1
各プレビューを確認
新しいOSの概要を説明したプレビューページが公開されています。
英語版に続いて、日本語版も公開されています。
パブリックベータについて
ユーザーは、Appleの用意する次のサイトからパブリックベータに登録できます。
Apple Beta Software Programに参加するには、無料のメンバー登録が必要です。
有効なApple IDを所有し、登録時にApple Beta Software Program契約に同意することで、だれでも参加できます。
続いて、使用しているデバイスを登録してパブリックベータにアクセスし、最新機能を試すことができます。「フィードバックアシスタント」Appを使ってAppleに直接フィードバックを送信することでもできます。
パブリックベータは現在、iOS 18/17、iPadOS 18/17、tvOS 18/17、watchOS 11/10、macOS 15/14でそれぞれ利用可能です。
デベロッパベータ版も無料で利用可能に
Appleは2023年6月より、「iOS 17」や「iPadOS 17」の開発者向けベータ版を含む、各ソフトウェアのベータ版をApple IDを持つすべてのユーザーが無料で利用できるようにしました。
これまでは長年に渡って、iOSの開発者向けベータ版を含むデベロッパービルドへのアクセスは、年間99米ドルのデベロッパーアカウントに登録することで可能でした。
Source:iOS & iPadOS Release Notes, macOS Release Notes, News - Apple Developer
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