Appleが発表したM2搭載の新型Mac miniとM2 Pro搭載の新型MacBook Proのストレージ速度について。
新しい256GBのMac Miniと512GBのMacBook Proは、従来モデルよりもSSDの速度が低下していることをMacRumorsが報告しています。
Mac mini
M2チップを搭載した新しいMac miniは、価格が599ドル(日本では84,800円)と安くなっていますが、256GBのストレージを搭載したベースモデルは、M1チップと256GBのストレージを搭載した前世代モデルと比較して、SSDの読み込みと書き込み速度が遅くなっていることが判明しています。
Brandon Geekabitによる分解レポートで、M2 Mac mini 256GBモデルは256GBストレージチップを1つだけ搭載しているのに対し、M1チップを搭載した同じ構成のモデルは128GBチップを2つ搭載しており、その違いがストレージのベンチマークに影響しているようです。
ベンチマークアプリ「Blackmagic Disk Speed Test」で確認したところ、新しい256GB M2 Mac miniのSSDの読み書き速度はそれぞれ約1,500MB/sで、256GBのM1 Mac miniの読み書き速度より30%から50%程度遅くなっているそうです。
したがって、SSDの速度が気になる場合は、M2 Mac miniを少なくとも512GBのストレージで構成することを推奨されています。もちろん、ベンチマーク結果と実際に使用する際の体感とは違いが生じるとは思います。あくまでもスペック重視の場合です。
同様の現象は、M2 13インチMacBook ProとMacBook Airでも確認されていました(関連記事)。
AppleはM2に移行する際、1チップあたり256GBのストレージを提供する新しいNANDチップに切り替えました。このため、ストレージが256GBのベースモデルのM2 MacBook Airと13インチMacBook Proでは、結果としてSSDの性能に影響が出ました。M2 Mac miniでもAppleの方針は変わっていないということになります。
MacBook Pro
新しいMacBook Proでもまた、NANDチップの減少により、512GBのストレージで構成した場合にもSSDの速度が明らかに低下していることを9to5Macが伝えています。
M1 MacBook Airと同様、ベースとなる512GBのM1 MacBook Proは、ストレージを前面・背面で4つの128GB NANDチップに分割して搭載していました。
M2 Pro MacBook Pro 512GBモデルでSSDの性能が著しく低下しているため、分解してみたところ、やはり半分のNANDチップ構成となっているようです(9to5Macの報告では前面だけの確認ですが、前面と背面で2チップ構成の模様)。
ただし、ベンチマークはあくまでベンチマークであり、多くの場合は日常の使用で影響を受けることはなく、あったとしても、非常に極端なケースに限られると思います。
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