Appleが来年にも発売するとされる複合現実(Mixed Reality/MR)ヘッドセットについて、3枚のフレネルレンズを重ねたハイブリッドフレネルレンズデザインの採用を計画していることをAppleアナリストMing-Chi Kuo氏は最新リサーチノートで主張しています。
これにより光学性能を向上させながら広い視野を確保し、ヘッドセットの重量を150g以下に抑えることができるとしています。
Kuo氏によると、ほとんどのバーチャルリアリティヘッドセットはフレネルレンズを使用して超短焦点を実現していますが、これらの製品は一般的に300〜400g以上の重さがあり、フォームファクターも大きくなっています。
Appleが開発中という複合現実型ヘッドセットは、本格的なバーチャルリアリティに比べて没入感が少ないため、より狭い視野(FOV)でレンズをシンプルにすることが可能であり、より薄くて軽いデザインを実現することができます。
Kuo氏によると、ヘッドセットには片方につき3枚ずつ、合計6枚のフレネルレンズが使用されますが、Appleはガラスの透過率に匹敵するようにカスタマイズされた素材とコーティングを施した軽量のプラスチックレンズを使用します。
この軽量レンズは主にYoung Opticsが供給し、Genius Electronic Opticalも協力すると言われていますが、決して安いものではなく、一部の噂では3,000ドル台とも言われているヘッドセットの価格上昇の一因になると思われます。
Kuo氏やその他の情報筋は、2022年中の発売が噂されているこの最初のヘッドセットを皮切りに、Appleは複数のMR製品を準備していると主張しています。2025年前後には、より小型で軽量なAR(拡張現実)メガネの発売も噂されています。
Source:MacRumors
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