Applが開発中とされる拡張現実(Augmented Reality/AR)メガネや複合現実(Mixed Reality/MR)ヘッドセットについて、Appleはまずは後者を2022年に発売するといわれています。
この新製品はValve IndexやHTC Vive Proといった他社製品と競合することになるとされていますが、AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は本日発行された投資家向けのメモで、Appleが発売するMRヘッドセットには高度なアイ・トラッキング・システムが搭載されると述べています。
アイ・トラッキングシステムは、目の動きの情報を検知・分析できるトランスミッターとレシーバーを搭載し、アルゴリズムに基づいた画像や情報をユーザーに提供するといいます。
Kuo氏によると、ほとんどのヘッドマウントデバイスは手持ちのコントローラーで操作されており、スムーズなユーザー体験を提供できていません。
一方、Appleが採用するようなアイ・トラッキングシステムには、外部環境とシームレスに連動する直感的な視覚体験や、眼球の動きで操作できるより直感的な操作性、ユーザーが見ていない部分の解像度を下げることによる演算負荷の軽減など、いくつかのメリットがあると考えてられています。
Kuo氏はまた、Appleヘッドセットのハードウェア仕様に基づけば、虹彩認証機能の搭載は可能だと述べています。虹彩認証が実装できれば、ユーザーはヘッドセットを使う際に「より直感的なApple Payの方法」を利用できるようになると予測しています。
Kuo氏は今月初め、Appleが複合現実感ヘッドセットを2022年中頃に発売し、続いて2025年には拡張現実感メガネが発売されると述べていました。
これまでの情報では、Appleのヘッドセットは、市場にある他の複合現実ヘッドセットと同様に、VR/ARの両方の機能を提供する見込みです。Appleヘッドセットには、Sony製のマイクロ有機ELディスプレイが搭載され、VR体験だけでなく「シースルーAR体験」もできるようになるといいます。
Bloombergによると、Appleヘッドセットは、ゲームやビデオ鑑賞、コミュニケーションのための3D環境を提供する「ほぼバーチャルリアリティ(VR)デバイス」になり、AR機能は限定的で、ゲーム機能を処理するために強力なプロセッサが搭載される予定です。
ヘッドセットはまた、「ポータブル」となり、市場に出回っている他の頭部装着型VRデバイスよりも軽量になると予想されますが、価格は効果となり、米国では1,000ドル前後で販売される可能性があります。
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