iPhoneが充電中に発火したため住宅が火災となり、そこに住んでいた夫婦2人が死亡したとして、遺族が輸入元のアップルジャパンに、約1億4千万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こしたと朝日新聞デジタルが報じています。
火災は2019年秋に発生し、2階建ての住宅が全焼、就寝中の夫婦が気道熱傷で亡くなったそうです。
消防などの調査によると、火元とみられる1階リビングの中央のこたつテーブルの下に、純正の充電器につながれたiPhoneがあった。消防の調査報告書は出火原因について「特定に至らず不明」としつつ、「携帯電話機からの出火の可能性が考えられる」と指摘した。

時事ドットコムによると、機種は「iPhone XR」で、「置いていたこたつテーブルと周辺のじゅうたんが焼失。こたつに布団は掛けておらず、コンセントは抜いてあった」そうです。
このiPhoneは購入から約2週間。死亡した女性が火災の1週間前から使用しており、充電器は純正品だったそうです。