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「iPhone 11」の生産台数は前年と同水準の見込み、超広角レンズを追加した3眼カメラが最大の魅力になるも前年同様の既視感ありか

Appleのサプライヤー各社は、2019年後半に最大7,500万台分の新型iPhone 2019年モデル向けのコンポーネントの準備を進めていることをBloombergは複数の関係筋の話として報じています。

生産台数は今年も前年同期とほぼ同水準となる見込みです。米中貿易摩擦やスマートフォン市場全体の縮小にもかかわらず、iPhoneの安定した需要を示しています。Appleは昨年からiPhoneの出荷台数を公表しなくなったが、アナリストらはAppleが昨年後半に7000万から8000万の新しいiPhoneを販売したと推定しています。

Appleのアジアのサプライヤーは、ホリデーシーズンの需要を満たすために3つの新しいiPhone向けのコンポーネントを生産する準備を進めています。関係者の1人によれば、同社のアジアのパートナーは必要あれば最大8000万台の新しい携帯電話を生産することも可能です。別の関係者によれば、iPhoneの主要な組み立て業者であるFoxconn Technology Groupは深圳での従業員採用を強化し、ピーク時の労働力を確保するために昨年よりも約10%多い雇用を計画しています。


もちろん、Appleのサプライヤーが7,500万台の新しいiPhone用の部品を製造することを計画しているからといって、必ずしも同社がそれだけの台数を販売するとは限りません。Appleは発売後の販売状況を評価し、総出荷台数はその水準に達しないかもしれません。



写真は新しいiPhoneのイメージ


今年の新モデルの主となる魅力は、強化されたカメラにあります。
iPhone XSとiPhone XS Maxに代わる2つのハイエンドモデルには3つの背面カメラが、iPhone XRの後継機には2つ目の背面カメラが搭載されます。3つの目のレンズは超広角レンズとなると今年1月にBloombergは報じました。この新しいレンズにより撮影時にフレームから切り取られた写真の一部を自動的に修正することができ、より広い範囲のズームも可能になります。
3モデルすべてにTSMCによって製造されるA13プロセッサが搭載されます。

iPhone 11はまた、新しいTaptic Engine、AirPodなどを充電可能な双方向ワイヤレス充電なども予想されています。外観デザインは、iPhone XSシリーズとよく似ていると予想されますが、上述のカメラを収めるため大きな正方形の出っ張りがあります。

そうしたいくつかの点を除けば、総じて新しいiPhoneは2018年のラインナップに似ています。2018年のラインナップは2017年のiPhone Xと同じように見えましたが、今年の新モデルでもそう感じるでしょう。

Appleは2020年、デザインの刷新、5G通信、そして新しい拡張現実カメラを共に、iPhoneのより大々的な改良を計画しています。


Appleは2012年以降、毎年9月に新しいiPhoneを発表し、通常の場合、同じ月の後半の週末に発売開始しています。

Source:Bloomberg, 9to5Mac

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