先月にもリークされていた「Apple Card」ですが、そのベータテストに参加しているAppleの従業員の手元にカードが届いていることをiMoreが写真と共に伝えています。
チタン製というこのカード。
その重さを計測してみたところ、0.52オンス（約14.75グラム）であることもわかりました。
プラスチック製カードが1枚5g程度として約3倍の重さとなるようです。
BloombergのMark Gurman氏もまたApple Cardの写真を公開しています。
Bloombergによれば、テストをより広範囲にし、数千人規模の販売従業員にその利用を拡大。
従業員はカードについて話をすることは禁じられているものの、カードを使って実際に物を購入したりすることが許可されているそうです。
表面にはAppleマークのロゴ、ICチップ、そして写真の親指を置いた辺りにカード所有者の名前が黒い文字で入っているようです。
裏面にはゴールドマン・サックスとマスターカードのロゴが刻印されています。
iMoreの情報提供者によれば、申し込みから物理カードの到着まで約1週間かかったそうです。もっともこれはベータテスト中のことなので、サービス開始後もそうなるかはわかりません。請求先など必要な情報はすべてApple IDに登録されているため、申請プロセスにかかる時間はわずか1分ほどだったそうです。
ちなみに申請してすぐにApple Payとして利用可能になります。
Apple Cardは今夏にも米国でサービス開始される見込みです。
また、Appleは欧州への進出へ向けて動き始めているようです。
日本を含むアジア市場での具体的な話はまだ聞こえてきていませんが、大いに期待したいところです。
MacRumorsによれば、Apple Cardのテストに参加している従業員のiPhoneにはiOS12.4がインストールされている模様。一方、BloombergによればiOS12.4とiOS13でテストが行われているようです。
iOS12.4とiOS13は現在ベータテストが行われています。一般公開はiOS12.4が先になるはずですが、それがApple Cardのローンチと同時になるかは不明です。
