「Nexus 6」の分解をiFixitが実施しています。
リアカメラはSony Exmor IMX214、iPhone 6 Plusよりも大容量のバッテリー、LTEチップはQualcomm MDM9625M、SK Hynix 3GB RAM、SanDisk 32GB eMMCストレージ等が搭載されていました。
ついでに、15分充電で6時間駆動可能な高性能USB充電器も分解されています。
分解難易度は、iPhoneなどApple製品と比べれば容易だと評価されています。
背面パーツ
背面カバーは取り外しできないよう接着剤で固定されています。接着剤はそれほど強くはないようですが、爪などで容易にはがせるわけではなく、iFixitはおなじみの特製ピック(ギターピックにそっくり)を使ってカバーを開いています。
カバーを開き、特殊なネジ(22 T3 Torx screws)を外してフロントパネル、バッテリー、ロジックボードなど中身にアクセスします。Nexus6に用いられているネジはこの1種類だけす。
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カメラ
背面の特徴的なカメラは、Sony Exmor IMX214 CMOSセンサーが採用されています。
HTC OnePlus Oneと同型です。
メモリーとストレージ
- SK Hynix 3 GB LPDDR3 RAM
- SanDisk SDIN9DW4-32G 32GB eMMC NAND Flash
CPU
- Qualcomm Snapdragon 805 SoC
通信
- Qualcomm MDM9625M LTE Modem
- Broadcom BCM4356 802.11ac + Bluetooth 4.1 IC
iPhone 6 Plusも同型のLTEモデムです。
付属ACアダプター「Motorola Turbo Charger」
- QualcommのQuick Charge 2.0 技術に対応
- わずか15分の充電で6時間駆動可能
- 3種類の出力に対応(5 V/1.6 A、9 V/1.6 A、12 V/1.2 A)
その他
microUSBポート、スピーカー、SIMスロット、バイブなどはマザーボードに直付けされています。そのため、故障した際はマザーボードごと交換です。
Source:iFixit
比較として、Nexus9やiPhone 6 Plusの分解レポートも合わせてご覧ください。
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