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iFixitが新型Nexus7(2013/第2世代)をさっそく分解:Elpida製2GB RAMやSK Hynix製ストレージ、3950mAhバッテリーなど

新型Nexus7(2013/第2世代)の分解レポートをiFixitが行っています。
分解されているのは、新型Nexus7(2013/第2世代)16GB Wi-Fiモデルです。
Nexus7 2013 Teardown iFixit
新型Nexus7(2013/第2世代)を2つに開いたところ:iFixit
まず、新型Nexus7(2013/第2世代)と旧型Nexus7(2012/第1世代)との違いの確認です。
Nexus7 2013 Teardown iFixit
(新旧モデルを背面を表にして並べたところ。左側が新モデル)
新モデルは旧モデルよりも薄く、軽く、横幅も細くなっています。また、旧モデルにあった背面のドットパターンは、新モデルではありません。「nexus」の文字の方向も異なります。新モデルは上部に1基、下部に2基、合計3基のスピーカーを搭載しています。その他、イヤフォンジャックは下部から上部側面へと移動しています。
Nexus7 2013 Teardown iFixit
(新旧モデルの厚さ比較。旧モデルにあった側面のシルバーのアクセントは新モデルは採用されていない)
分解して最初に目に入るのが、背面シェルの真ん中に配置されたワイヤレス充電用コイル(本記事最初の写真で左側のグレーの部分の中に配置)です。数多くのデバイスを分解してきたiFixitであっても、ワイヤレス充電を搭載したタブレットは新型Nexus7(2013)が初めてのようです。コイルの上にはNFCモジュールが配置されています。
内蔵バッテリーは、3.8V/15Wh/3950mAhです。Nexus7(2012/第1世代)は4326mAhのバッテリーを内蔵していたので、新型Nexus7(2013)はそれよりも少々小さめです。しかし、ほぼ同等の駆動時間を実現しています。
Nexus7 2013 Teardown iFixit
(リチウムポリマーバッテリーパック)
ロジックボードには、プロセッサ「Qualcomm APQ8064 Snapdragon S4 Pro」(写真赤色)、メモリー「Elpida J4216EFBG 512MB DDR3L SDRAM」(オレンジ。ボードの両面に4つ配置され合計2GB)、ワイヤレス充電用コントローラ「Texas Instrument BQ51013B」(緑色)、Wi-FiおよびBluetooth4.0(BR/EDR+BLE)「Qualcomm Atheros WCN3660」とFMラジオモジュール(青色)などが配置されています。裏面には、ストレージ「SK Hynix H26M51003EQR」16GB eMMC NANDフラッシュなどが搭載されています。
Nexus7 2013 Teardown iFixit
(ロジックボード表面)
最後に、iFixitは新型Nexus7(2013)の分解難易度を10点中7点(数字が大きいほど分解が容易)と評価しています。背面シェルを分解するのは最小限の作業で済むといいます(しかし、今回の分解では壊してしまったようです)。一方、液晶ディスプレイはフレームに接着されており、交換するには接着剤を溶かすためにヒートガンが必要だとしています。
Nexus7 2013 Teardown iFixit
新型Nexus7(2013/第2世代)は、7月24日に発表されました。米国では7月30日に発売とアナウンスされましたが、Google Play Storeをはじめ、26日より販売が開始されています。日本を含む8カ国での発売は、今後数週間後とのこと。英国では9月13日発売のようです。
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