iPhoneやiPadなどiOSデバイスには3つないし4つの容量のストレージが用意されてます。
小さい順に、16GB、32GB、64GB、128GBです。
実際、これらの容量の内、ユーザーが利用可能な最大容量はどのくらいでしょうか。
各デバイスのデフォルトの空き容量とともに調べてみました。
手元にあるデバイスは次のモデルです。
今回、これらを基にして検証しました。
- 16GBモデル iPhone 5s、iPad mini 2 Cellular
- 32GBモデル iPad mini 2 Wi-Fi
- 64GBモデル iPhone 6 Plus
なお、各iOSデバイスのiOSバージョンがそれぞれ異なります。したがって、バージョンによって若干異なることをご了承ください。また、デバイスの種類(iPhone/iPad/iPod touch。さらにWi-Fiモデル/Cellularモデル)によっても若干ですが異なります。
残念ながら128GBモデルを持ち合わせていませんが、最大容量のモデルで容量不足になることは比較的少ないでy層から、今回は、16GB、32GB、64GBのデフォルトの空き容量を示します。
各モデルの最大容量
以下のスクリーンショットは、各iOSデバイスをiTunesに接続した際に表示されたものです。
通常、ここに表示される値がユーザーの利用できる実質的な最大容量です。
もっと言えば、ここから更にプリインストールされる標準アプリの合計容量が差し引かれます。
各ストレージの最大容量
- 16GB 約12.7GB
- 32GB 約26GB
- 64GB 約56GB
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Appleアプリの合計容量
Kirkvilleによれば、Appleの各アプリの容量の合計は3GB以上です。
しかし、これはPages、Numbers、Keynote、iMovie、iPhoneを探すなど、標準ではありませんがAppleの推奨する公式アプリを含めた合計です。
また、この値は英語版なので日本語版ではそれよりも大きくなる可能性がありますが、ともかく、Appleアプリの合計は3GBを超えるということだけ覚えておけばよいかと思います。
それに加えて、「その他」と表示される容量が必要になります。
これは、ユーザーの利用できないシステムで使われる容量なのでしょう。
Kirkvilleによれば、16GBモデルのデフォルトの状態で約1.3GBの「その他」があります。
手元のデバイスを調べてみると、インストールされているアプリの数や種類、データなどによってまちまちのようです。
その他
- 16GB iPhone 5sで1.6GB、iPad mini 2で1.01GB
- 32GB iPad mini 2で2.42GB
- 64GB iPhone 6 Plusで2.03GB
したがって、ここではKirkvilleに従い「その他」のデフォルトは1.3GBとします。
ユーザーの利用可能な実質的な最大容量
最後に、最初にもとめた各ストレージの最大容量から標準アプリの合計容量と「その他」を差し引いた値が、ユーザーの利用できる実際の容量の最大値となります。
実質的な最大容量
- 16GB 約12.7GB-3GB-1.3GB=約8.4GB
- 32GB 約26GB-3GB-1.3GB=約21.7GB
- 64GB 約56GB-3GB-1.3GB=約51.7GB
実際のところ、前述の通り、iOSのバージョンやデバイスの種類で増減があるかと思いますが、およそ、このような数値となるかと思います。
最も容量の小さな16GBモデルに、Appleのおすすめする公式アプリをインストールすると、わずか約8.4GBしかありません。
一方、32GBモデルであれば約21.7GB、64GBモデルであれば約51.7GBまで利用可能です。
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参考:Kirkville