格安SIMといっても、意外と料金は異なります。
各社の月額料金に注目されがちですが、実は重要なのは、容量超過後の制限時の速度です。
さらに、音声通話付き格安SIMの場合、最低利用期間も契約前に確認しておきたいものです。
以下、MVNO各社を調べてみます。
格安SIM各社 容量超過後の制限時の速度
いずれも通信速度は下り最大150Mbpsです。各契約の容量を超えると、多くの場合、速度制限がかけられます。
日本通信
- 携帯電話SIM音声プラン 非公表
- スマホ電話SIMフリーData 200kbps(1GB超過時に速度制限)
- Platinum SIM 200kbps
mineo
- デュアルタイプ 200kbps
BIGLOBE
- 音声通話SIM 200kbps
IIJmio
- IIJmio高速モバイル/D 200kbps/3日で366MB超過時に速度制限
hi-ho
- 音声通話対応SIM 200kbps
So-net
- LTE +Talk S2プラン 300kbps/3日で360MB超過時に速度制限
- LTE +Talk Sプラン 非公開
- LTE +Talk Lプラン 非公開/3日で360MB超過時に速度制限
U-mobile
- 通話プラス 128Kbps
ワイモバイル
- スマホプランS/M/L 128Kbps
制限時、最も高速な格安SIM
最も速度制限時に高速(制限速度が緩い)のは、So-net「LTE +Talk S2プラン」の300kbpsです。ただし、同じソネットでも他のプランの制限時速度は非公開です。
次点は200kbpsで、mineo、IIJmio、hi-hoなどがそうです。
最も低速なのが128Kbps。ワイモバイルやU-mobileなどです。
最高速と最低速の差は2倍以上あります。
格安SIM各社 音声通話SIM 最低利用期間・解約金/MNP転出手数料
最低利用期間が5ヶ月という場合は、4カ月までは解約手数料がかかります。同様に13か月では12ヶ月までです。
以下、いすれも税別です。
日本通信
- 携帯電話SIM音声プラン 10か月 9000円 MNP転出 3000円
- スマホ電話SIMフリーData 5か月 8000円 MNP転出 3000円
- Platinum SIM 10か月 8000円 MNP転出 3000円
mineo
- デュアルタイプ 13か月 9500円 MNP転出 2000円
BIGLOBE
- 音声通話SIM 13か月 8000円 MNP転出 3000円
IIJmio
- IIJmio高速モバイル/D 13か月 1000円×残月数 MNP転出 3000円
hi-ho
- 音声通話対応SIM 13か月 1000円×残月数 MNP転出 3000円
So-net
- LTE +Talk S2プラン 13か月 5000円 MNP転出 2000円
- LTE +Talk S/Lプラン 13か月 8000円 MNP転出 2000円
U-mobile
- 通話プラス 7か月 6000円 MNP転出 3000円
ワイモバイル
- スマホプランS/M/L 24か月 9500円 MNP転出 3000円
最も解約金が安い格安SIM
最も安いのは、解約金5000円(利用期間最低13カ月)というSo-net「LTE +Talk S2プラン」です。
最も短いのは、日本通信で10か月。
逆に最も長いのは2年間というワイモバイルです。
ワイモバイルは解約料も高く、これでは大手キャリアの2年縛りと同じです。
スポンサーリンク
最もおすすめの音声付き格安SIM
今回、
- 容量超過後の制限時の速度
- 最低利用期間・解約金
という2つの観点で見た場合でおすすめSIMを選んでみました。
結果、おすすめ格安SIMキャリアは、So-net「LTE +Talk S2プラン」でした。
速度制限でも300kbps、解約金は5000円(最低利用期間13カ月)です。
反対に、もっとも低速で解約金が高価なのが、ワイモバイル「スマホプラン」でした。
速度制限時は128Kbps、最低利用期間は24か月でそれ以内の解約手数料は9500円です。
ただし、月300回・10分以内の無料通話が含まれています。基本的にドコモ・au・ソフトバンクら大手携帯電話会社と同じスタイルのSIMです。
個人的には、IIJmio提供のBIC SIMを使っています。
毎月の料金を5千円以上削減できました。詳しくは下記記事をご覧ください。
日本通信 mineo(マイネオ) BIGLOBE IIJmio hi-ho So-net Y!mobile(ワイモバイル) U-mobile(ユーモバイル)