Amazon.comが3Dディスプレイを搭載したスマートフォン、ストリーミング専用の音楽プレーヤー、映画や音楽を楽しめるTVセットトップボックスなど、複数のデバイスを開発しており、Kindleシリーズのラインナップの拡大に着手しているとThe Wall Street Journal（日本語記事）が報じています。
アマゾンのスマートフォンのイメージ：iDownloadBlog
Amazonの計画に詳しい複数の匿名筋によれば、新しいスマートフォンの3D表示は、3Dメガネの必要ない裸眼立体視であり、網膜トラッキング技術を用い、どの位置から見ても、ホログラムのように対象が飛び出て浮かび上がるような映像をもたらすといいます。2人の関係筋によれば、ユーザーは目を動かすことでコンテンツを検索できるともいいます。
裸眼立体視技術を採用している小型デバイスといえば、ニンテンドー3DSが有名です。3DSの場合、どちらかといえば奥行き方向に3D化されています。アマゾンの開発しているスマホではそれが飛び出るように見えるとされ、スターウォーズなどSF映画の一場面にあるようなイメージを想起させてくれます。一方、スマートフォンでも、シャープなど日本メーカーも3D表示対応の製品を発売していたこともあります。
アマゾンが計画しているこれらデバイスの一部は今後数カ月で発表されると予想されています。ただし、開発段階でもあり今後の計画では変更や開発中止の可能性もあることも指摘されています。
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Amazonが映像の浮かび上がる3Dホログラム液晶搭載スマートフォンを開発か：The Wall Street Journal
