プロセッサとディスプレイを刷新したNexus7第2世代が予想通り5月15日（水）から始まるGoogle I/Oで発表される一方で、iPad mini第2世代は生産上の問題に直面している、というアナリストのレポートをAppleInsiderが伝えています。
iPad miniとNexus7
KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏によれば、Nexus7第2世代はGoogleとASUSによって開発され、Qualcomm Snapdragon S4 Pro、1920×1200ピクセルの7インチLTPSパネル、5Mピクセルのリアカメラ、Texas InstrumentsのQiワイヤレス充電、NFCなどを新搭載します。現行第1世代はリアカメラはなく、フロントカメラだけを搭載しており、プロセッサはNvidia Tegra3です。デザイン上では、Nexus7第2世代はiPad miniを思わせる幅の狭いベゼルを採用します。また、OSはAndroid4.x（Jelly Bean）のままであるだろうと予想されています。5月のGoogle I/OではまだAndroid5.0 Key Lime Pieは発表されない見込みです。
Nexus7のスペックと各コンポーネントの供給元：KGI Securities
価格は現行モデルと同じ199ドルといいます。GoogleはNexus7第2世代にかなり思い切った価格設定を行うため、現行モデルよりも1台に付き5〜10ドルの利益を失うことになると考えられます。コンテンツや広告収入により損益分を補う戦略とみられています。
GoogleはNexus7第2世代を現行機種と同様にGoogle Playでオンライン販売を行います。 一方、ASUSもこれまで通り量販店など販売を行います。
iPad mini第2世代については、第3四半期にローンチするといわれていますが、その生産が暗礁に乗り上げており、スケジュール上に問題が生じているとされています。
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