A7Xチップを搭載したiPad第5世代（iPad5）およびiPad mini第2世代（iPad mini2）が2013年第3四半期（10月〜12月）にローンチされるというアナリストのレポートをMac RumorsやAppleInsiderが伝えています。
iPad5 & iPad mini2 Shipment Results & Estimates KGI Securities
KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏の最新リサーチレポートによれば、Appleは2013年末から2014年初めにかけて新型iPadおよびiPad miniをリリースします。Kuo氏の予測的中率は高く、信頼のおける情報として紹介されることが多いです。
まず、今年の年末までに、iPad第5世代（iPad5）およびiPad mini第2世代（iPad mini2）がリリースされます。どちらも最新のA7Xチップを搭載します。iPad mini第2世代は、現行のA5から一気にプロセッサを高性能化させます。その理由として、iPad mini第2世代に搭載されるRetinaディスプレイをサポートするためだとされています。
Kuo氏は、当初、次期iPad miniにRetinaディスプレイが搭載されるのは2014年になると予測していました。しかし、AppleはiPad miniのライバルが高解像度ディスプレイを搭載していることで、その競争力を保つために新モデルの性能を高めたとされています。A7Xは、iPhone5Sに搭載されるであろうA7チップのグラフィックス性能を高めたチップと思われます。
また、Kuo氏は、Appleが2014年前半のローンチに向けて別のiPad miniを開発しているとも予測しています。このモデルは、現行製品のアップグレードであり、A6チップを搭載するもRetinaディスプレイは非搭載であり、手頃な価格で販売されるとしています。つまり、iPad miniは、Retina搭載のハイエンドモデルと、非Retinaのローエンドモデルの2モデルのラインナップになると考えられています。
iPad第5世代は、iPad4よりも小さなフォームファクターで製造上にいくらかのチャレンジがあるかもしれないが、第4四半期にローンチ準備が整えられていると予想されています。
新型iPadおよびiPad miniは、iPhone5SおよびiPhone5Cと同様に、TDD-LTE（TD-LTE）を搭載するとKuo氏は主張しています。これは中国移動のネットワーク対応するためです。
iPad第5世代の情報は[iPad 5]へ、iPad mini第2世代の情報は[iPad mini2]へ、それぞれまとめてあります。
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Retina＆A7X搭載の新型iPad miniとiPad第5世代が10月〜12月発売：アナリストレポート
