iOS7は、その登場以来、最大のオーバーホールが行われるといわれています。それはアプリのアイコンの変更に留まらず、個々のアプリの刷新も含まれることをBloombergが伝えています。
その大改造は、予想以上に時間がかかるとみられており、Appleのスケジュール通りに開発が完了しないのではないか、という懸念も伝えられています。
写真はiOS5（iPhone4S）とiOS6（iPhone5とiPod touch）。両者ともその基本設計に大きな違いはありません。
匿名の情報筋よれば、Jony Ive氏の手掛けるiOS7では、現実を模したイメージ（たとえば、木製の本棚を模したNewsstandアイコン）から抽象的なイメージへの刷新が行われます。さらに、メールアプリとカレンダーツールの劇的な変更も行われるといいます（加えて、今後の長期的な計画としてIve氏は画面に触れることなく操作できるジェスチャーコントロールの変更にも関心を寄せているようです）。Ive氏は昨年Appleが行ったマップアプリの失敗を繰り返さないように、新しいデザインを入念にチェックしているとされています。
iOS7の一般公開は、現在のところ、9月に入ってすぐ、と伝えられています。これはiPhone5Sの発表時期を示唆しています。その前に、6月のWWDCにおいてiOS7の最初のプレビューバージョンが正式に公開される見込みです。
iOS7に大幅な変更が加えられること、そして、その進行が遅れていることは、John Gruber氏が先月初めに報告していました（関連記事）。
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iOS7はカレンダーやメールを劇的に刷新、開発遅延のリスクも：Bloomberg
