iOS7はJony Ive氏により、その誕生以来の大きな刷新が行われているといわれています。
9to5Macは、関係者などから得られた最新情報を紹介し、iOS7のデザイン的特徴を伝えています。
iOS7 Logo Image：AllThingsD
情報筋は、iOS7がブラックとホワイト、そしてあらゆる面でフラットであるといいます。現行iOSにある重々しいテクスチャを捨て、いくつかの新しいブラックとホワイトのユーザーインターフェース要素を新しいiOSに加えたといいます。
iOS7の開発者向けバージョンでは、ロックスクリーン、通知センター、ホーム画面などを含む、いくつもの変更があるとされています。たとえば、現バージョンの通知はリネン生地のようなテクスチャ（模様）が背景に描かれています。iOS7ではそうした具体的なデザインは用いられません。iOS7の通知ではブラックおよびダークグレーを背景にホワイトの文字を使うとされています。
各アプリについては、メモアプリでは黄色のノートのような現行デザインからフラットなホワイトベースに生まれ変わります。メール、カレンダー、マップなどは、やはりフラットで白いテクスチャを持つ統一された外観を得ます。そうした標準アプリは、ホワイトを基調にそれぞれのアプリに特有のカラーを与えられます。つまり、各アプリは白ベースにそれそれを特徴づけるテーマカラーを持ちます。たとえば、カレンダーアプリはレッド、メッセージアプリはグリーン、というように。これは現在のバージョンのアイコンでも共通するカラーでもあります。また、天気アプリは、太陽、雨、雪など天候を示すためにわずかにアニメーションするといいます。情報筋の1人は、Dirk Jan Haarsma氏のデザインした天気アプリに近いと言及しています。
Weather App：Dirk Jan Haarsma
iOS7は6月10日から開催されるWWDCにおいて正式に公開される予定です。iOS7では、FlickrやVimeoなど、SNSの統合がさらに行われるともいわれています。
関連記事
iOS7は黒と白を基調とし、すべてにおいてフラットに：9to5Mac
