iOS7の特徴の1つとして、FlickrやVimeoを含むSNSの統合が行われると9to5Macが伝えています。
OSXにおけるFlickrおよびVimeoの設定画面：iDownloadBlog
匿名の情報筋により得られた情報として紹介されており、今後、計画は変更される可能性もあります。実際、iOS4の発表前にFacebookの統合が予定されていましたがそれは実現されませんでした。Facebookの統合は結局iOS6まで待つことになりました。その前年、2011年にはTwitterが統合されました。
FlickrおよびVimeoは、iOS7内部に深く統合化され、ユーザーはiOSの設定を通して各々のネットワークにログインすることができます。これは、現在、iOS6において実現しているFacebookとTwitterの統合と同様です。ユーザーはそれぞれに1度ログインするだけでそれ以上何も意識せずにそれらSNSを利用することができます。
Macでは、FlickrやVimeoはOS X Mountain Lion以降すでに統合化が行われています
FlickrはYahooのサービスの1つですが、YahooはiOSにおいて天気予報や株式情報をAppleに提供しています。それら情報はSiriによる音声認識においても連携されています。Yahooは先日Flickrの大々的なアップデートを実施しました（関連記事）。YahooにとってもAppleとの連携は大きなメリットを生むと思われます。
Vimeoは、YouTubeと競合する動画共有サービスです。AppleはiOS6においてこれまで標準だったGoogleマップやYouTubeアプリを削除しました。どちらもGoogleの提供するサービスであり、Appleは自社製品からGoogleのサービスを遠ざけようとしています。VimeoはそうしたAppleの戦略にとって非常に適した存在です。VimeoがiOSに統合されることで、Googleが現在では独自に提供しているYouTubeアプリ以上に、ユーザーにVimeoを使う利点を与えることになると考えられます。
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iOS7にFlickrやVimeoを統合か
