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Surface、日本国内発売はタイミングの問題、今はその時期ではない:日本マイクロソフト社長

米国で10月26日に発売されたMicrosoft Surface RTタブレット。日本国内での販売について、日本マイクロソフトの樋口泰行社長へのインタビューをPC Watchが伝えています。
Surface RTタブレット
Surface RTタブレット
インタビューはWindows8の発売からWindows Phone8やSurfaceに及んでいます。米国ではこれらが3本の柱として新生Windowsがアピールされていましたが、日本国内ではWindows8のリリースだけに留まっていました。
Surfaceについて樋口社長は、日本と欧米諸国とのタブレットの“競合の浸透率”の違い、今回発売されたSurface RTタブレットはARMベースだが日本ではWintelの関心が強いこと、などから“日本はタイミングの問題であり、このタイミングでは出さない”と説明しています。日本でSurfaceを発売したとしても、それは多くの製品のうちの“1機種に過ぎない”として、各PCメーカーが発売する競合製品と圧倒するものではないことがアピールされています。なお、Surfaceの日本国内投入時期について明確な発言はありませんでした。Windows Phone8については、“日本だからやらないということ”はない、としながらもやはり発売時期に関する見通しは示されていませんでした。
Surface RTタブレットと比較されるGoogle NexusやApple iPadシリーズのリリース時期を見ると、Google Nexus7は、2012年7月に欧米諸国で最初にリリースされました。日本国内での発売は9月下旬でした。Apple iPadについては、iPad3から日本も米国と同時発売となっています(iPad2もそうでしたが震災に配慮し変更されました)。個人的には米国発売と日本国内投入が同時期である方が望ましいと考えます。多くの製品サイクルが最長でも1年ほどであるのに対し、米国から半年以上も遅れるとすれば、次の製品までの期間が非常に短くなってしまいます。その期間が大きくなるほど、次期製品のためにダブついた現行製品の在庫処分として投入されたとも感じてしまうかもしれません。
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