iPhone5 ソフトバンク版を分解したところ、日本製のパーツが半分以上を占めていたことがわかったと朝日新聞デジタルが伝えています。
(写真はiFixitによるiPhone5の分解写真)
これは、携帯電話の分解レポートで有名なフォーマルハウトテクノソリューションズが行ったもので、iPhone5に含まれる日本製パーツの割合はiPhone4Sよりも5%多くなっているといいます。
紹介されている主なパーツと製造元は次の通り。
- ジャパンディスプレイ:液晶パネル
- ソニー:裏面照射型CMOSセンサー、リチウムイオンバッテリー
- 旭化成:電子コンパス
- 東芝:NANDフラッシュ
- エルピーダ:DRAM
- セイコーエプソン:水晶振動子
- 村田製作所:Wi-Fi、Bluetoothモジュール。400以上のコンデンサなどが含まれる。
- イビデン:プリント基板
- TDK、ローム:電源コイル、トランジスタ
- ルネサスエレクトロニクス:液晶パネル駆動用IC(LCDコントローラドライバIC)
iPhone5のために新たに開発した部品もなども含まれており、iPhone5にはその道の最先端のパーツが数多く使われているようです。このようにしてみると、日本製パーツがiPhone5の製造に非常に重要な位置を占めていることをあらためて確認できます。
フォーマルハウトテクノソリューションズの分解レポートは、電子部品や半導体の通販サイト、チップワンストップで販売も行われているようです。レポートを作成している柏尾南壮氏のコメントも紹介されています。
ご挨拶 携帯電話機分解レポート提供者のコラム - チップワンストップ
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