iPhone5のユーザー間でWi-Fi接続に問題が生じているという報告が相次いでいるとMac Rumorsが伝えています。
Mac Rumorsのフォーラムではいくつもの事例が挙がっているようです。
問題は、iPhone5がWi-Fiにつながるまでに時間がかかりWi-Fi接続後も通信が開始されない、Wi-Fi速度が遅い、という傾向があります。たとえば、iPhone5をWi-Fi接続するとiPhone4よりもアプリのダウンロードに時間がかかった、speedtest.netアプリのサーバーにいつまで経っても接続できない、Wi-Fi通信でわずか2.5Mbpsしか出ていない、ネットワーク設定を初期化しても改善されない、などです。
一部では、WPA2で接続した場合に問題が生じ、WEPや暗号化せずに通信する場合は問題なかったとも報告されています。
ユーザーの一部は、iPhone5本体を交換してもらったところ、Wi-Fiも正常になったと報告しています。一方、本体交換後も症状は変わらなかったユーザーもいます。
AppleCareはすでにこの問題を認識しているようです。しかし、まだ解決方法は出されていません。Appleサポートコミュニティには、Appleエンジニアが現在この問題に取り組んでいるとAppleCareから回答を得たという報告もあります。AppleCareスタッフは、WPA2の問題はソフトウェアベースに見える、また、接続できない問題はハードウェアベースかもしれない、と回答しているようです。そして、現在、原因の特定を行っているといいます。
追記：iPhone5のカメラで撮影された写真にも問題が生じているようです。詳細は下記記事をご覧ください。
追記：iPhone5だけでなく、iOS6にバージョンアップしたiPhone4SやiPad3でもWi-Fi接続に問題が生じているようです。詳細は下記関連記事をご覧ください。
追記：11月2日（金）よりiOS6.0.1のアップデートが配信されています。
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