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iPadMini、新技術採用でiPhone5並に薄型化、軽量化、10月下旬発売:アナリストレポート

iPad miniは、これまで量産化されていない新しいタッチスクリーン技術を採用し薄型化・軽量化されるが、発売時期は若干遅れて10月下旬となるという情報が出ています。
KGI Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏の最新報告をAppleInsiderMac Rumorsが伝えています。それらの情報によれば、iPad miniは”GF Ditto”もしくは”GF2”と呼ばれるタッチパネルの新技術を採用するとみられています。”GF Ditto”を採用し大量生産される製品としてはiPad miniが世界初となるといいます。
Apple新製品のローンチスケジュール:KGI Securities
Apple新製品のローンチスケジュール:KGI Securities
2012年3月に発売された新しいiPad(iPad3)は”G/G”という構造のタッチパネルを採用しています。iPad miniの”GF Ditto”はそれよりも新しい方法だといいます。それにより、iPad miniの本体は薄く、軽くすることができるようになります。Kuo氏によれば、iPad miniの厚みは、iPhone5と同じくらい薄くなるといいます。iPad miniのパネル自体の厚さは2.2mm以下、プリント基板を含めても4.2mm以下になると予想されています。
iPad9.7インチ、iPad mini、iPod touch、Nexus7、KindleFireの厚さ比較:iMore
iPad9.7インチ、iPad mini、iPod touch、Nexus7、KindleFireの厚さ比較:iMoreより
この技術の採用は、Appleにとっては製造プロセス上の特別なチャレンジとなったといいます。とりわけ、パネル製造の歩留まりの問題、薄型化された本体の落下テストなどの問題を含みます。また、iPad miniの製造の難しさは、iPad miniのリリースにおける内部的な遅れへと至ったともいいます。そうした事情により、当初9月とも10月初旬ともいわれていたiPad miniの発売時期が10月下旬へと延期されたことになったと考えられます。
iPad miniのカメラは、FaceTimeカメラと5メガピクセルのリアカメラの両方を搭載するとKuo氏は指摘しています。
今年3月に発売された新しいiPad(iPad3)は、新型Dockコネクタ(9ピン)に変更され、新たに発売するとKuo氏も予測しています。ただし、それ以外に大きな仕様変更、スペック変更はないとされています。
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