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新型iPad第5世代(iPad5)はiPad4よりも15%薄型化、25%軽量化、A7Xチップ搭載か、アナリスト

KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏は、次期iPad第5世代(iPad5)のサイズと出荷時期について、新しいレポートを発表しています(Mac Rumors)。 過去の実績から、Kuo氏の予想は正確であると定評があります。
iPad5のデザインコンセプト(写真中央)
iPad5のデザインコンセプト(写真中央)
それによれば、iPad5は重量がおよそ500gあるいは現行iPad4よりも約25%軽量になり、A7Xプロセッサを搭載し、iPad4と類似したスペックのカメラ(リアカメラ5Mピクセル、フロントカメラHDサイズ)を内蔵するといいます。iPad5の厚みはiPad4からおよそ2mm薄くなるとされ、7.5mm〜8mm程度の厚さになると予想されています。また、iPad5の大量生産と出荷時期は8月〜9月と予想されています。
iPad5のボディはシルバーとブラックとなり、細いベゼルデザインになります。これは以前から噂されているiPad miniに近いカラーとデザインです。
iPad5のディスプレイはiPad miniとおなじGF2タッチ技術を採用するとKuo氏は予測しています。このディスプレイ技術により新しいiPadは本体を薄型化できるようになります。iPad4はGGタッチ技術を採用しています。
また、上記に加えて、効率的なディスプレイとチップテクノロジーにより、デバイス全体の電力消費を減らすことができます。それにより、より小さく薄くなったバッテリーを搭載できるようになります。iPad第5世代(iPad5)のバッテリーは、iPad4よりも容量が25〜30%小さくなり8500mAh〜9000mAh程度、セル数も3つから2つに減少するとKuo氏は予想しています。
Kuo氏の予測をまとめると次のようになります。

  • iPad第4世代(iPad4):241.2×185.7×9.4mm、652g(Wi-Fi)、662g(Cellular)、バッテリー11560mAh、A6Xチップ搭載
  • iPad第5世代(iPad5):厚さ7.5mm〜8mm、500g台(iPad4よりも約25%軽量)、バッテリー8500mAh〜9000mAh(iPad4よりも25〜30%少ない)、A7X搭載

28nmプロセスで製造される新型A7Xチップは、従来チップ同様にSmasungが製造すると考えられています。AppleはAシリーズチップの製造をTaiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)に移行するというレポートもあります。しかし、A7チップをTSMCが生産を開始するのは2014年前半になるとみられており(そのころにはA7は20nmプロセスで製造されると予想されます)、Kuo氏もそれに同調しているようです。
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