LGが5インチサイズで1920×1080ピクセル（1080p、16：9）、画素密度440ppiという高精細ディスプレイを2012年後半にリリースすると発表しました。
新しいディスプレイの解像度、アスペクト比は液晶テレビなどのフルハイビジョンディスプレイと同じであり、それをSamsung「GALAXY Note」（5.3インチ、1280×800）のパネルサイズで実現できることになります。The VergeやCNETによれば、このディスプレイはボストンで開かれる「SID 2012」（2012年6月3日〜8日開催）で公開される予定です。
新しいディスプレイはスマートデバイス向けに設計されており、現行「iPhone4S/4」のRetinaディスプレイ（3.5インチ、960×640、326ppi、3：2）の解像度、画素密度を大きく上回る製品となります。
新しいディスプレイはAH-IPS（Advanced High Performance In-Plane Switching）technologyによって製造され、広い視野角、高い色再現性、高速なタッチレスポンスを実現しています。
Appleは次期「iPhone5」で4インチ（3.95〜4.1インチと諸説あり）のRetinaディスプレイを採用するといわれています。このパネル供給元の1社がLGです。LGが発表した新型ディスプレイ技術が新しいiPhoneのパネルにも採用されるかもしれません。
LG、5インチ、440ppi、1920×1080液晶パネルを2012年後半に発売
