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iPhone5、インセルタッチパネルの生産体制によってはLTPSを採用する:DigiTimesより

次期「iPhone 5」で採用するとみられるインセルタッチパネル(in-cell touch panels)の歩留まり(yield rate。全生産における不良品でない製品の割合)が低い場合、LTPS(Low Temperature Poly-silicon)パネルを採用し、他社製スマートフォンの生産に影響を与えるだろうとDigiTimesが伝えています。
台湾を拠点とするサプライチェーンメーカーによれば、インセルタッチパネルはLG Display、Sharp、ジャパンディスプレイの3社で生産することになっています。3社の生産するインセルタッチパネルの歩留まりが高くない場合、代わりにLTPSパネルを「iPhone5」に使用するとみられています。3社は合計で9500万枚/四半期のLTPSパネルを生産する能力があり、その歩留まりが75%であれば7100万枚〜7200万枚のパネルを供給することができます。iPhoneはその供給量の70%が必要になるとのこと。結果として、LTPSパネルを採用する他社のスマートフォンへのパネル供給が厳しくなると情報源は指摘しています。
現行iPhoneの出荷数は、2012年第1四半期の3500万台から第2四半期には2500万台に下がる見込みです。一方、新しいiPhone(iPhone5)と合計した場合、第3四半期に4000万台、第4四半期に4500万台に増大すると情報源は予測しています。