総務省は2019年7月から中古スマートフォンのSIMロック解除を義務付ける方針を固めたことを日本経済新聞が伝えています。
対象は2015年5月以後に発売された端末で、中古ショップなどでSIMロック端末を購入した場合でも、ロックを解除し格安通信サービスを使えるようになります。たとえばロックされているソフトバンクの中古スマホでもNTTドコモ回線を利用しているMVNOサービスを利用できるようになるそうです。SIMロック解除の具体的な方法は今後詰めていくそうです。
SIMロック解除については、新品の場合は契約している携帯キャリアが購入から一定期間が経過した後にSIMロック解除に応じていました。一方、中古スマホの場合は盗難品の不正利用防止などを理由に対応していませんでした。
今回の報道によれば、SIMロック解除を義務化されるのは2015年5月以後に発売された製品。iPhoneであれば、2015年9月に発売されたiPhone 6s/6s Plus以降の製品が対象に含まれるはずです。