先日お伝えしたSIMロック解除義務化について、その全容をSankeiBizが伝えています。
総務省は今週中に制度案を公表、意見公募を経て、年内に決定されます。
来年度から実施、次期iPhoneも対象
まず、SIMロック解除の義務化は来年度からになります。
ドコモは来年5月以降の2015年夏モデルから解除を実施するとのこと。
次期iPhoneも対象になります。
解除時期はキャリアが決定
個々の契約後の解除時期は、携帯電話事業者が決定できます。したがって、キャリアによって、端末のSIMロックを解除する時期が異なるようになる可能性があります。
総務省は欧州の例にあるように3~6か月で解除するよう検討していたが、事業者は2年契約に合わせることを希望したとのこと。利用者が制度を悪用する懸念(端末購入後すぐに解約し代金を支払わない、端末を転売するなど)から解除時期を定めることは見送ったようです。
解除は利用者から要請、解除料金は無料
SIMロック解除は、利用者が事業者に要請します。
解除は無料で実施し、手続きはインターネットや電話で受付られます。
事業者は、正当な理由のない限り利用者の申し出に応じなければなりません。従わない場合は業務改善命令の対象になります。
追記:「モバイル創生プラン」が公表されました。
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