2019年ロレックス上海マスターズ(Rolex Shanghai Masters)へ行ってきました。
2017年、2018年に続いて、3度目の観戦です。
3回目なので現地にもだいぶ慣れました。
行き方・帰り方・会場案内・持っていくと便利なもの・クレジットカードなど支払いや食べ物・飲み物についてなどを備忘録としてまとめておきますので、来年以降の参考になれば幸いです。
まず、会場名は、The Qizhong Tennis Center(シャンハイ チーチュン センリン ティーユイチェン ワンチウチュンシン/上海旗忠森林体育城テニスセンター/上海旗忠森林体育城网球中心)。英語だとキージョンとかチージョンと発音していました。
写真はゲート2から入るとすぐに見えるセンターコート。
会場へのアクセス方法
公式の微博(weibo)に掲載されています。
最寄り駅から会場までの、会場から最寄り駅までの、バス案内。
会場への交通案内。
英語の公式サイトにも記載されています。
以下、行き方と帰り方を日本語で紹介します。
行きと帰りを地図で示すとこんな感じです。
行きは、地下鉄1・5号線 莘庄駅からテニスセンターへ。
帰りは、テニスセンターから莘庄駅、あるいは上海体育館へ。
自分の場合は、行きはタクシー、帰りは上海体育館までバスを利用しました。
以下、もう少し詳しく書いておきます。
行き方
大きく3つの行き方があると思います。
- 地下鉄+バス
- 地下鉄+タクシー
- タクシー
行きは毎回タクシーを利用しています。上海体育館から約40~50分(混雑具合で異なる)で100元前後(これまで7回ほど乗って90~105元程度)で行けます。
運転手に行き先を「上海旗忠森林体育城网球中心」とメモ書きすればわかるはず。
それでもわかってもらえない場合は、会場の住所「上海市闵行区元江路5500号」を見せましょう。
チケットにも住所が印字されているのでそれを見せてもOK。
地下鉄+バス
メトロ1号線・5号線Xinzhuang Station(しんそう えき/莘庄站/シンヂュアン ヂャン)南広場から終点のテニスセンターのゲート1と2の間まで運行。運賃は2元。全行程45分、始発11時。日付によって終了時刻が異なります。
以前はメトロ5号線Zhuanqiao Station(颛桥站/ヂャンカォ ヂャン)にも途中停車となっていましたが、2019年の中国後公式ガイドでは書かれていません(しかしながら英語HPには記載あり)。
地下鉄+タクシー
地下鉄5号線「顓橋」(颛桥站/ヂャンカォ ヂャン)駅から約10分。
タクシー
上海体育館から約40~50分、100元前後
バスやタクシーはゲート2付近に止まります(地図上でTAXIやBUSと表示)。
ゲート2で荷物検査、チケット確認を経て、いざ入場。
すぐにセンターコートがみえるはずです。
ゲート2の様子。
会場マップ
会場の見取り図。
上のマップには、各コートの位置、バス停、雨天時の室内コート、フードコート、お土産など公式ショップの入ったパビリオン、トイレの場所なども記載されています。
3号館/ショーコート3は、2019年から有料チケットの必要となりました。
そのチケットは第4コートとの間にあるチケットセンターで当日分を購入できます。
お土産はこんなものが売っています。
タオルなどが絵柄も豊富で楽しいです。
寒い時などにも体にかけたり便利です。ウィンドブレーカーや薄手のダウンもありました。
会場は寒かったり暑かったりといろいろです。
防寒対策、日差し除けは必須です。
帰り方
帰りは遅くなるほど非常に混雑します。特に最終ゲーム終了後は凄まじいです。
選択肢は行きと同様ですが、タクシーは違法な白タクと正規のタクシーとの区別がつかず、とても乗れる状態ではありませんでした。
アプリなどで事前にタクシーを手配できるなら良いのですが、中国人でないと難しいかもしれません。
今回は、21時00分以降運航のダウンタウンライン(スペシャルナイトバス)を利用しました。
バス乗り場はゲート2を出てすぐ、「BUS」と会場地図で書かれた場所です(上のマップ参照)。
バス
- 上海旗忠森林体育城网球中心 → 莘庄(地下鉄1号線・5号線)
- 16時~最終試合終了後30分まで 2元
- 上海旗忠森林体育城网球中心 → 上海体育館 the Caoxi Road Transport Hub
- 21時00分~最終試合終了後30分まで 10元
莘庄駅までのバスは、けっこうな行列になっていました。
また、莘庄からの地下鉄も混雑するかもしれず、上海体育館行きのバスの方が無難だと思われます。
上海体育館行きのバスは上海体育館の南方面までほぼノンストップで行きます。所要時間は道路の混雑にもよりますが、1時間から1時間20分くらいです。
料金はバスに乗る前に、係員にWechat Payなどの電子マネーか現金で渡しチケットをもらいます。1人10元。
終着地点の地図ではここ(下の地図)です。1号線・4号線の上海体育館駅までは歩いて行けます。
帰りの特別運行バスの終着地点(上海体育館の南側)。
なお、2018年まではGoogleマップの位置情報が不正確でしたが、2019年はそこそこだったと思います。
iPhoneの標準マップは正確でした。また、中国語ですが「百度地図」が情報も豊富で一番便利です。
センターコート(スタジアムコート)。
夜は雰囲気も変わります。
グランドスタンド。ダブルスを中心に大会前半はシングルスも行われます。
錦織戦も行われたShow Court 3。
なお、会場内の案内板のほか、会場内に置いてある小冊子にマップがあります。
また、一番詳しいのは、公式微博(Weibo)です。
マップやアクセスなども掲載されています。
また、雨天時などの試合スケジュール、選手の練習コートのスケジュールなども更新されます。
この記事の情報は2019年10月時点のものです。
2020年では変更の可能性がありますが、次回の観戦のためにもまとめておきました。
なお会場マップなどは会場で無料でもらえるイベントガイドに記載されています。
また、公式Weiboでもダウンロードできます。
続いて、持って行ってよかったものなど。
その他
あると便利なもの
- 帽子:日差しが強い時のため
- 傘:雨や日よけにも
- ひざ掛け:寒さ対策
- 上着:日よけや寒さ対策、グランドスタンドやショーコート3など自由席の席取りにも
- 座席取りに使えるもの:タオルや上着などを座席にかけておくか、椅子に縛って置けるようにしておくと風などで飛ばされないと思います
- ティッシュ類:手を拭いたりトイレなどに
- パンやお菓子など:試合の合間に小腹が空いたときに
- 飲み物:500mlが15元なのでコンビニの4倍近い価格です
クレジットカード・飲食・場所取り・チケット入手方法など
お土産店は日本のクレジットカードが使えます。
飲食店は2017年のときに試して日本のクレカは使えませんでした。それ以降は現金で支払っています。
センターコート内に中国建設銀行のATMがあります。
フードコート(美食天地)に出店する店舗は毎回変わるようです。
2019年はピザハット、バーガーキングなど日本でもおなじみのファストフードのほか、中華料理のチェーン店も入っていました。シャンパンのブースもあります。ちなみにハイネケンがスポンサーで350ml缶が20元。水(500mlで15元)とあまり変わらない価格です。入り口のセキュリティチェックで瓶や缶はダメといわれるかもしれないので、ビールは会場内で買った方がよさそうです。
グランドスタンド内にもピザハット、バーガーキングの簡易なお店がありますが、限定的なメニューしかなかったようです。フードコートで買ってから行った方がよいです。
センターコートは一番安い席を除いて全席指定ですが、それ以外のグランドスタンドやショーコート3を含むすべてのコートは全席自由です。席はバッグやタオル、上着などで取っておくこともできましたが、長時間居ないと取られてしまう可能性もあります。
ショーコート3は当日でもチケットを現地で購入可能でした。
グランドスタンドコートはセンターコートのチケットで入場可能です。
チケットの取り方などはこちらをご覧ください。
公式サイトにある日程とチケット料金表。
単なる入場券は当日にならないと販売しないようです(未確認)。
行ってみた感想
最後に2019年の感想ですが、センターコートが昼と夜で別料金となり、1日いると高価になりました。
センターコートはA+席でもかなり遠いです。
そこそこ強い選手はショーコート3やグランドスタンドでやることも多く、次回はぜひショーコート3のチケットを買おうと思います。
2019年の場合、チチパス、ゴファン、ハチャノフ、バウティスタアグート、フォニーニ、チョリッチ、ティエムなどのシングルスの試合がショーコート3で行われました。また、モンフィス、イズナー、デミノーなどのシングルス、ジョコビッチ、オジェアリアシムなどのダブルスがグランドスタンドで行われました。
これら小さなコートで観た後センターコートに戻ると、やはり迫力が違います。そして、選手のサインをもらえる確率もずっと上がります(そもそもA+のような2階席ではサインはもらえません)。
フェデラー、ナダル、ジョコビッチらランキング上位で人気の高い選手のシングルスの試合だけを観るならセンターコートですが、そうでなければ、センターコートは安い席(兼グランドスタンドや他コートの入場券)として、その分、ショーコート3のチケット代金に回すのも手かと思いました。
以上、テニスATP1000ロレックス上海マスターズについて書きました。
記事更新:2019年10月16日
記事更新:2018年10月17日
記事初出:2017年10月16日