Appleは日本時間7月10日、iOS 13.6とiPadOS 13.6の最終ベータ版(17G68)を開発者及びパブリックベータプログラム参加者に向けてリリースしました。
デベロッパベータのリリースノートをみると、「Beta 4」となっていますが、ソフトウェアップデート画面にはベータ番号はなく、本バージョンがGM(Golden Master)版となるようです。
同時に次のベータ版も利用可能です。
- macOS Catalina 10.15.6 beta 4 (19G71a)
- watchOS 6.2.8 beta 4 (17U63)
- tvOS 13.4.8 beta 4 (17M61)
iOS 13.6とiPadOS 13.6には、自動車のカギとして使えるデジタル・カー・キーのサポート追加、Apple News+にオーディオストーリーが導入、「ヘルス」アプリに新しい症状カテゴリが追加されたほか、バグ修正と改善が含まれています。
リリースノートをみると、iOS 13.6とiPadOS 13.6には次の項目に新機能や改善が含まれています。
Digital car keys
- iPhoneで対応する自動車のカギを開けたり、鍵をかけたり、エンジンをかけることが可能に
- iCloud経由で紛失したデバイスからデジタルキーを安全に削除可能に
- ドライバー固有のプロファイルを使用して、フルアクセスまたは制限された運転のための共有キーを設定することが可能に
- iPhoneがバッテリーを完全に消費しても、最大5時間クルマのロックを解除してエンジンを始動することができるパワーリザーブ搭載
Apple News
- Apple News+の購読で、 Audio storiesを提供
- Apple News Todayの提供
- 新しいAudioタブで、Apple News Todayを見つけやすく
News+ audio stories
- CarPlayを使い、外出先でもApple News TodayやApple News+のオーディオストーリーを聞くことが可能に
- Todayフィードで、サンフランシスコ、ベイエリア、ロサンゼルス、ヒューストン、ニューヨークのローカルニュースを提供
- Apple News+を購読すると、地域のニュースプロバイダが提供するその他の記事も閲覧可能に
- Apple Newsからの毎日のニュースレターがパーソナライズ可能に
Health
- ヘルスアプリに症状の新しいカテゴリが追加
- 発熱、悪寒、喉の痛み、咳などの新しい症状を記録し、サードパーティ製アプリと共有する機能
その他にも、Wi-Fi使用時にソフトウェアアップデートを自動的にデバイスにダウンロードするかどうかを選択するための新しい設定を追加されています。