「iPhone 12 Pro」あるいは「iPhone 12 Pro Max」の背面カメラの図面あるいはユーザーガイドやサポートページで使われるようなイラストと思われる画像が公開されています。
LiDARスキャナー搭載を示すそのデザインは、先月発表されたiPad Pro 2020年モデルに近いです。
画像を公開しているFudge氏は、これまでにも次期Apple製品の詳細をリークしたことがある人物。自己紹介を見るとApple認定サービスプロバイダに関わっていた経験もあるようです。
さらに、この画像はもともとCONCEPTSIPHONEが公開していることも判明しています。どうやらiOS14から抜き出したようです。
画像を改めて確認すると、広角、超広角、望遠レンズ、そしてLiDAR(Light Detection and Ranging:光検出と測距)スキャナーで構成されています。
今年後半に発売されるiPhoneには背面に新しい種類の深度センサーが搭載されるのではないかとの報道が多数あります。この画像は、Appleが新しいLiDARスキャナに対応するためにレンズ類をどのように配置するかを明確に示しています。たとえば、フラッシュセンサーはその中央に移動する可能性をみてとれます。
iPad Pro 2020年モデルの場合、広角および超広角レンズ、LiDARで構成されています。
予定通りであれば、Appleは今年9月に新型iPhoneを発表する見込みです。
ただし、複数の報道がある通り、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、発表や発売が遅れる可能性もあります。
Appleは現在のところ、5.4インチを1モデル、6.1インチモデルを2モデル、6.7インチを1モデル、合計4モデルを準備していると予想されています。すべての新モデルが有機EL(OLED)ディスプレイを搭載し、5Gをサポートします。そして、2つのハイエンドモデルには、今回の画像のようにトリプルレンズカメラとLiDARスキャナーが搭載されると考えられています。
気になる点としては、新型iPhoneは、iPhone 4にのような角張ったボディデザインを採用すると予想されています。しかし、今回のリーク画像ではそのデザインを読み取ることはできないかもしれません。
Source:9to5Mac
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