Intelは、第8世代Coreプロセッサに、新しいUシリーズ（コードネーム：Whiskey Lake）とYシリーズ（同：Amber Lake）を追加しました。
Apple製品でいえば、MacBookやMacBook Airの後継モデルに搭載されるであろうスペックのCPUです。
Uシリーズ（Whiskey Lake）
- Core i7-8565U：4コア/8スレッド
- Core i5-8265U：4コア/8スレッド
- Core i3-8145U：2コア/4スレッド
Yシリーズ（Amber Lake）
- Core i7-8500Y：2コア/4スレッド
- Core i5-8200Y：2コア/4スレッド
- Core m3-8100Y：2コア/4スレッド
新しいUシリーズは、TDPが15Wで、「Core i7-8565U」と「Core i7-8565U」では，4コア8スレッドのCPUコアおよび「UHD Graphics 620」を採用しています。新しいMacBook Proには第8世代CoreプロセッサのUシリーズ「Coffee Lake-U」が搭載されていますが、こちらはTDPが28Wであり、統合型グラフィックスにはより高性能な「Iris Plus Graphics 655」を採用しています。
新しいYシリーズは、TDPが5Wで、2016年登場の第7世代Coreプロセッサ「Kaby Lake-Y」の後継となります。特に「Core m3-8100Y」ではKaby Lake-Yの「Core m3-7Y30」よりもクロックが大幅に引き上げられています。
Whiskey Lake-Uでは、PCHにUSB 3.1 Gen2（10Gbps）やThunderbolt 3、最大1733Mbpsの無線LANコントローラ「Intel Wireless-AC 2x2 160MHz」などを統合しLTEもサポートします。
Intelによれば、5年前のノートPCと比較して，性能面は最大2倍，バッテリー駆動時間は最大1.8倍，無線LANの帯域幅は最大12倍に向上したとしています。また、バッテリー駆動時間において最大で16時間以上になるとのこと。
新CPUを搭載したノートブックや2in1は今秋から発売されます。
Source：Intel Newsroom, Mac Rumors, 4Gamer.net
