IntelはBroadwell-Uこと第5世代Coreプロセッサを発表しました。
今回発表されたのは、Ultrabookや一般的なノートPCや一体型デスクトップPC向けとなるデュアルコアのTDP 15Wと28Wの製品です。
同時に、Intelは今後のスケジュールについても明らかにしており、今月中旬にはビジネス向けvPro対応モデルを、そして、TDP 45Wとそれ以上のよりパワフルな製品(ハイエンドモバイルおよびデスクトップ向け)を2015年中盤にも投入していく予定です。
今回発表されたBroadwell-Uは、すでに発売されているBroadwell-YことCore Mの上位モデルです。後者がファンレスタブレットやノートPC向けであるのに対し、前者はMacBook Air、MacBook Pro(13インチ)のようなハイエンドなノート、省スペースデスクトップのMac mini、更には液晶一体型デスクトップなどもカバーします。これらMacシリーズはHaswell-Uプロセッサを採用しています。
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そして、今後、さらにハイエンドとなるBroadwell-Hが出ることになります。
(第5世代)CoreシリーズのvPro対応モデルは1月中旬、デスクトップを含むTDP 45Wモデルは2015年中盤の発表予定
PC Watch
デスクトップPCや高性能(≒ゲーム用)ノートPC向けの「Broadwell-H」(開発コードネーム)も,2015年中頃に市場投入予定
4Gamer.net
2015年中頃というのは大まかなタイムスケジュールですが、そこでは、今回のデュアルコアBroadwell-Uには含まれていなかった、クアッドコアモデルが発表されるはずです。
モバイル向けのクアッドコアCPUは通常TDP 45Wからです。また、メインストリームのデュアルコアとハイエンドのクアッドコアのラインナップは54Wあたりからになるでしょう。
それでは、ローエンドのデスクトップ向けCPUはどうなるのでしょうか。
今回のIntelの発表からは何も読み取れませんが、Ars Technicaの指摘するように、Skylakeに持ち越されると考えられます
Skylakeは2015年後半になる見込みです。
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