「iPhone 16 Pro Max」を購入し実際に使ってみたとしてBloombergのMark Gurma氏がその第一印象を報告しています。
- 外観
- 画面サイズ
- 処理性能
- バッテリー
- カメラコントロール
- その他のカメラ性能向上
- Apple Intelligence
- Appleのデザイン刷新サイクルの変化:2年→3年→5年へ
- iPhone 17に期待
外観
ケースに入れた状態では、ここ数年間で発売されたiPhoneとほとんど見分けがつかない。スリムなベゼルもカバーに入れると基本的に見えなくなる。エッジが狭くなったことに気づくにはiPhone 15 Proと並べてみる必要がある。とはいえ、iPhone 14からの乗り換えであればこの変化はより顕著である。
画面サイズ
画面サイズが大きくなったこともまた無視できるレベル。iPhone 12より古いモデルからの乗り換えでない限り、ディスプレイが大きくなったことは目立たず、日常的な使用ではそれほど大きな変化はない。
処理性能
プロセッサの向上はより印象的である(メインチップが15%高速化)。アプリの起動やウィンドウ間の移動がより速くなっている。
バッテリー
わずか2、3日の使用だが、バッテリー寿命の改善は明らかである。Appleの公式サイトでは、ビデオ再生でiPhone 15 Pro Maxより4時間向上したと紹介されている。もしこれが長期にわたって維持されるのであれば、驚くべき改善である。
カメラコントロール
iPhone 16における主な追加機能であるカメラコントロールのインターフェースは素晴らしい。押す強さやカメラ設定間のスワイプ操作など、そのコツをつかむのに数分かかるが、いったん覚えてしまえば、カメラアプリの操作にはタッチスクリーンを使いたくなくなるはずだ。ただ、インターフェイスからもスワイプでカメラモード(空間、スローモーション、パノラマなど)を切り替えられたらもっと良いとも思う。
その他のカメラ性能向上
フォトグラフィックスタイルのオプションの拡張や新しい超広角カメラレンズなど、カメラの改良点は他にもあるが、根本的に異なる体験とは感じられなかった。
Apple Intelligence
こうして見てきたように、ハードウェアとしての目新しさが弱いため、Appleが新しいiPhoneを買う主な理由としてApple Intelligenceを宣伝しているのは偶然でない。AIプラットフォームは未完成であり、最終的には昨年のProモデルで動作するという事実にもかかわらず、である。
このことが、Appleがマーケティングで少々不誠実なところでもある。AppleはiPhone 16が 「Apple Intelligenceのためにゼロから作られた 」最初のモデルだと主張している。しかしながら、現実には新しいiPhoneに搭載されているプロセッサやその他のハードウェアはAIにとって意味のあるほど優れてはいない。重要なのは、Apple Intelligenceの実行に最低限必要な8GBのメモリを搭載していることだ。
もしAppleがハードウェアの変更が十分なセールスポイントになると考えていたなら、その機能を中心にマーケティングを展開していたはずだ。しかしながらそれができなかったため、代わりに、欠点があるにもかかわらずApple Intelligenceに焦点を当てたのである。顧客のほとんどがこのソフトウェアにアクセスできるようになるのは数週間後であり、いくつかの機能は来年まで提供されないのだが。
「Genmoji/ジェン文字」と呼ばれる絵文字生成機能、Image Playground、新しいSiriなど、Apple Intelligenceのすべての機能が今すぐ利用可能だったとしても、これらがiPhoneを買う理由になることはほぼない。
一般的に、Appleが新しいiPhoneを販売するのにソフトウェアに頼ることはほとんどないが、はるか以前、iPhone 4SにSiriを搭載したときがそうだった。ただし、その時の状況は今回と大きく異なり、iPhone 4Sのデザインはまだかなり新しく、2011年当時、Siriの音声インターフェースはまるでSFのビジョンのように感じられた。しかしながら、Apple Intelligenceをみると、競合よりも2年は遅れているように感じられる。
Appleのデザイン刷新サイクルの変化:2年→3年→5年へ
Gurma氏によると、17年におよぶiPhoneの歴史の中で、純粋に新しいハードウェアの再設計は6回あります。
- iPhone 3G(2008年)
- iPhone 4(2010年)
- iPhone 5(2012年)
- iPhone 6(2014年)
- iPhone X(2017年)
- iPhone 12(2020年)
当初は2年ごとであったデザイン刷新サイクルは、2017年のiPhone Xの発売以降、3年に移行しました。2年から3年という移行期間の延長は当時はかなり意味のあるものでした。というのも、iPhone Xは、デザインを一新し、Face IDやその他の新しいソフトウェアを搭載した、巨大なアップグレードだったからです。
Appleはその後、さらに3年かけて次の大きな刷新となるiPhone 12を発表しました。iPhone 12は5Gネットワークに接続する最初のiPhoneであり、発売は新型コロナのパンデミックの真っ只中に行われました。Apple社はまた、新しい画面サイズや製造技術、そして初めて4つの異なるモデルを用意しました。
しかしながらその後、再設計期間はさらに延長されています。Appleは現在、5年のサイクルで取り組んでいるように見えます。良くも悪くも、iPhone 16はiPhone 12とほぼ同じ見た目と操作感です。Appleは2020年から2024年の間も多くの機能を追加しましたが、ハードウェアを頻繁に変更する時代が終わったことは否定できません。
iPhone 17に期待
Gurma氏の主張するように、ハードウェアのアップグレード期間を5年にしているのであれば、来年のiPhone 17がそのタイミングになります。
Gurma氏やAppleアナリストMing-Chi Kuo氏など、iPhone 17には新デザインを採用した次世代モデル「iPhone 17 Air」が追加されると予想しています。
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個人的には、来年まで待ってみようと思っています。
来年が予想よりも良くなかったとしたら、再来年まで待てばいいのです。
今のiPhoneが明確に調子が悪くならない限り、いつまでだって待つことができます。
Appleの進化は他社よりもずっとのんびしているのですから。
Source: Bloomberg
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