「watchOS 10」は過去最大のアップデートになりウィジェットが中心的役割に：Gurman氏

Appleが6月のWWDCで発表する見込みの「watchOS 10」には、全く新しいウィジェットシステムが導入されることをBloombergのMark Gurman氏が報告しています。

Gurman氏は、watchOS 10ではウィジェットがApple Watchのインターフェースの「中心的な部分」になると説明し、初代Apple Watchで登場し数年で廃止されたウィジェットインターフェイスのGlances（グランス）や、iOS 14がiPhoneにもたらしたウィジェットを組み合わせたようなものになると指摘しています。

Gurman氏によると、アプリを起動させるのではなく、アクティビティトラッキング、天気、株価、カレンダーの予定など、さまざまなウィジェットをユーザーがスクロールできるようにする計画です。

この変更は、iPhoneのアプリスタイルがApple Watchでは常に意味があるとは限らないことをAppleが認めたものだと説明しています。

Appleはまた、Apple Watchのボタン機能の変更もテストしているようです。たとえば、デジタルクラウンを押すと、ホーム画面に移動するのではなく、新しいウィジェットビューを起動することができるようになるようです。

この変更は、既存のApple Watchユーザーが慣れ親しんでいるアプリ中心の体験とは根本的に異なるため、Appleは新しいインターフェイスをオプションにする可能性もあります。

この変更は、Apple Watchの登場以来最大のソフトウェア・アップデートになるとGurman氏は主張しています。今年後半に発表される予定の新型Apple Watchのハードウェアはマイナーアップデートにとどまり、ウィジェットの導入がApple Watchにとって今年最も大きな変更となる見込みです。

via MacRumors

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